~その疑問、解決します~
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数学【数と式】

正負の数

$\boldsymbol{(+2)-(-1)}$の計算で、なぜ$\boldsymbol{-(-1)}$が$\boldsymbol{+(+1)}$になるのかわかりません。

数直線で考えてみましょう。減法は、加法を検算することで得られます。

$\square +(-1) = (+2)$ に当てはまる$\square$は、
$\square =(+2)-(-1)$ で表すことができます。

1回目に$\square$進んで、2回目に(-1)進んだところ、(+2)になったということを表しています。よって、図より、$\square = +3$とわかります。
今度は、図の見方を変えてみましょう。$\square$は、正の方向に2進んで、さらに1進んだ位置と見ることができます。

このように見ると、「(-1)をひく」というのは、「(+1)を加える」と同じであることがわかりますね。

加法だけの式に直す計算がよくわかりません。

減法を加法に直すわけですね。ひく数の符号を変えて、加法に直します。
理由は、減法は、加法を検算することで得られるからです。
一例として、$(+3) - (+1)$について数直線を見ながら考えてみましょう。

$\square +(+1) = (+3)$ のように考えると、当てはまる$\square$は、
$\square =(+3)-(+1)$ で表すことができます。

1回目に$\square$進んで、2回目に(+1)進んだところ、(+3)になった。よって、$\square$=+2です。
図の見方を考えると、□は、正の方向に3進んで、さらに1戻った位置と見ることができます。
このように見ると、「(+1)をひく」というのは、「(-1)を加える」と同じ意味であることがわかります。

このようにとらえると、ひく数の符号を変えて加法に直すことがわかります。

$\boldsymbol{(+3)+(+6)+(-5)+(-2)}$のような、加法と減法が混じった問題の解き方が分かりません。

加法と減法が混じった式は、次のように計算します。

1. 加法だけの式に直し、項だけを並べた式にする

2. 正の項どうし、負の項どうしをまとめて計算する

3. 異符号の2数の和を計算する

1. 加法だけの式に直し、項だけを並べた式にする

加法だけの式に直して(例題では元々加法だけの式となっています。)
加法の記号「+」とかっこをとり、項だけを並べた式に直しましょう。

(+3)+(+6)+(-5)+(-2)

赤いところをすべて省略すると、

 +3   +6  -5  -2

続けて書くと、

 3+6-5-2

となります。

2. 正の項どうし,負の項どうしをまとめて計算する

3+6-5-2の式において、正の項は「+3」 と 「+6」、負の項は「-5」 と 「-2」ですね。
同符号の数の和は、絶対値の和に共通の符号をつけます。
正の項の絶対値は「3と6」。負の項の絶対値は「5と2」 なので、
正の項どうしの和は、+(3+6)=+9
負の項どうしの和は、-(5+2)=-7
よって、3+6-5-2=9-7 とまとめられます。

3. 異符号の2数の和を計算する

異符号の2数の和は、2数の絶対値の大きい方から小さい方をひいた差に、絶対値の大きい方の数の符号をつけます。
正の項「+9」の絶対値は「9」、負の項「-7」の絶対値は「7」なので、比べると、絶対値は正の項の方が大きいです。
したがって、絶対値の差、9-7に「+」の符号を付けます。
よって、3+6-5-2=9-7=+2(または2)

「-」が減法を表すのか、マイナスを表すのか、どうやって見分ければよいのでしょうか。

四則が混じった計算式では、「+」「-」が正負を表す符号なのか、加法減法を表す計算記号なのか、迷うことがありますね。その判別は、次のようにするとよいでしょう。

●数字や項にかっこがついていないときは、
数字や項の直前の「+」「-」は、正負を表す符号で、数字と数字の間に加法の記号「+」が省略されていると考えます。

●数字や項にかっこがついているときは、
そのかっこの外にある「+」「-」は、加法減法を表す計算記号です。

よって、例えば下記の文字式では、$(-4)$のかっこの前の「-」が減法の記号で、それに続く$(-4)$の「-」をはじめ、他の「+」「-」はすべて正負を表す符号です。

$2-5-6-(-4)+4$

これを、加法の記号「+」を省略せずに表すと、次のようになります。

$2+(-5)+(-6)-(-4)+(+4)$

自然数とはなんですか。

-2、-1、0、1、2、3、…のように、マイナスと 0、1、2、3、4、5、6、7、8、9 の10個の数字を使って表すことのできる数字のことを整数といいます。
また、0より大きい数を正の数といい、0より小さい数を負の数というのでしたね。
整数は、正の整数、0、負の整数にわけることができ、「正の整数」のことを「自然数」といいます。注意してもらいたいのは0は含まれないということです。
よって自然数とは、1、2、3、4、…と続く数のことです。
こんな覚え方もわかりやすいかもしれません。自然数とは「指を折って数えられる数」です。

正の数が答えとなるときに「+」をつけるときとつけないときがありますが、どういうときに「+」をつければいいのですか。

正の数と負の数については、以下のように覚えておきましょう。

★正の数 … 0よりも大きい数で、正の符号“+”をつけて表すことがある。

★負の数 … 0よりも小さい数で、負の記号“-”をつけて表す。

あなたの身の回りでも「大根1本100円」ということはあっても「大根1本+100円(プラス100円)」ということはほとんどないと思います。
このように正の数は「+」をつけずに表すことが一般的ですが、負の数に慣れるため、あるいは正の数・負の数を特に意識するため、正の数であることを強調するために、あえて「+」の記号を使う場合があります(たとえば問題文に「符号をつけて…」のように、使用を指定される場合など)。

$\boldsymbol{|-7|}$はどういう意味でしょうか? 絶対値は原点からの距離なので正のはずですが、なぜ7にマイナスがついているのでしょうか。

絶対値を確認しておきましょう。絶対値とは、原点からの距離のことをいいます。
たとえば、

より、

$|-2| = 2$

原点からの距離は$2$

$|-3| = 3$

原点からの距離は$3$

絶対値の中身のプラス・マイナスは、原点のどちら側にあるのかを表しています。原点より左側にあるときは、絶対値の中身にマイナスをつけて表します。そして、絶対値は、原点からの距離なので、必ず正の数になります。
「絶対値」と「絶対値の中身」との違いがポイントというわけです。

$\boldsymbol{-3^2}$ はなぜ$\boldsymbol{-9}$なのですか? 負の数を2回かけるのだから$\boldsymbol{9}$になるのではないかと思いました。

累乗は、指数の位置によって意味が異なるので、注意が必要です。
「$-3^2$」は、指数2が$3$だけについているので、$3$を2回かけて負の符号をつけるという意味になります。よって、

$-3^2 = -3 \times 3 = -9$

となります。
それに対して「$(-3)^2$」は、指数2が$(-3)$全体についているので、$(-3)$を2回かけるという意味になります。よって、

$(-3)^2 = (-3)\times(-3) = 9$

となります。
また、「($-3^2$)」のように、かっこがついていても指数2がかっこの中にあるときもあります。このときの指数2は、$3$だけについていることになりますから、

$(-3^2) = -3 \times 3 = -9$

となります。

素因数分解を利用した最大公約数と最小公倍数の求め方が分かりません。

最初に、公約数・最大公約数と公倍数・最小公倍数について確認すると

公約数・最大公約数
2つ以上の自然数に共通な約数を公約数といい、
公約数のうち最大のものを最大公約数という。

公倍数・最小公倍数
2つ以上の自然数に共通な倍数を公倍数といい、
正の公倍数のうち最小のものを最小公倍数という。

そして、最大公約数や最小公倍数は、素因数分解を利用して求められることが知られています。
その方法を紹介します。

いくつかの自然数の最大公約数や最小公倍数は、与えられたすべての自然数を素因数分解したとき

最大公約数;与えられたすべての自然数に共通な素因数の積になる。

最小公倍数;2つ以上の自然数に共通な素因数と残った素因数の積になる。

となります。

例として$18$と$24$の最大公約数、最小公倍数を求めてみましょう。
$18=2 \times 3^2$、$24=2^3 \times 3$ と素因数分解できます。
そこで2つの数を素因数分解したものを縦に並べると、下のようになります。

単項式・多項式

降べきの順についてです。次数が全て同じだったときは並べ替えなくて良いのでしょうか。
また、次数が同じなのに並べかえたら不正解になりますか。

展開した式の項の並べ方は、『必ずこのように並べなければいけない』というきまりはありません。ですから、項の並べ方の順が正解と異なることを理由に減点されることはありません。
しかし、きまりはないものの、まったく無秩序に並べたのでは、式が見にくく、項の見落としや重複にも気付かないことがありますので、一般的な約束ごとはあります。

その約束とは、

1. 次数の高い順に並べる。

2. 次数が同じ項がある場合には、1つの文字(アルファベット順を考えて、早く登場する文字であることが多い。)に着目し、その文字の字数の高い順に並べる。

3. ab,bc,caのように、アルファベットがぐるっと回るように並べる。

展開・因数分解

因数分解の基本公式は暗記した方が良いのでしょうか。

解の問題を解くときは、はじめに必ず「共通因数があるかないか」を確認するのが基本です。その上で公式(Ⅰ)~(Ⅲ)を利用しましょう。公式(Ⅰ)~(Ⅲ)は乗法公式の逆になっています。乗法公式とあわせて確実に覚えておきましょう。

さて、公式(Ⅰ)~(Ⅲ)を覚えるときは、丸暗記ではなく、問題を解きながら、問題のタイプと利用する公式を関係づけて覚えることが重要です。それには、次のように、それぞれの公式の左辺の形の特徴を確認しておくことがポイントです。

公式(Ⅰ)

$x^2 + (a + b)x + ab =(x+a)(x+b)$

→2数の積が定数で、その2数の和が$x$の係数
→$(x+a)$と$(x+b)$の積

公式(Ⅱ)

$x^2 + 2ax + a^2 = (x+a)^2$

→定数項$a^2$が平方数で、$a^2$の平方根の2倍($2a$)が$x$の係数
→和の平方

$x^2 - 2ax + a^2 = (x-a)^2$

→定数項$a^2$が平方数で、$a^2$の平方根の-2倍($-2a$)が$x$の係数
→差の平方

公式(Ⅲ)

$a^2 - b^2 =(a+b)(a-b)$

→平方数の差
→和と差の積

たすきがけはどのようなときに使うのでしょうか。たすきがけを使うポイントがあれば教えてください。

まずは、たすきがけの公式を復習しましょう。

$acx^2 + (ad + bc)x + bd $
$= (ax + b)(cx + d)$

この公式を利用するのは、$x^2$の係数が1以外のときです。

なお、$x^2$の係数が1以外であっても、

$2x^2 + s(a + b)x + 2ab $
$= 2(x + a)(x + b)$

このように、式からくくり出せる数があり、その結果$x^2$の係数が1となる場合には、“たすきがけ”は利用しません。この公式を利用するときは、試行錯誤が必要です。

文字と式

割合の問題がいつも解けません。特に%や定価、原価などの問題を解けるようにするには、どうすれば良いでしょうか(例:600円の品物を$\boldsymbol{a}$%値引きして売った時の品物の売値)。

まずは売買関係の問題によく登場する「何%引き」や「何割増」のような、割合の表し方について確認しましょう。

  • $x$の$a$%  … $x \times \dfrac{a}{100}$
  • $x$の$a$%増 … $x \left( 1 + \dfrac{a}{100} \right)$
  • $x$の$a$%減 … $x \left( 1 - \dfrac{a}{100} \right)$
  • $x$の$a$割  … $x \times \dfrac{a}{10}$
  • $x$の$a$割増 … $x \left( 1 + \dfrac{a}{10} \right)$
  • $x$の$a$割減 … $x \left( 1 - \dfrac{a}{10} \right)$

これらを正しく覚えることが重要です。

例で実際に確認してみましょう。
($600$円の品の$a$%引き)=(この品物の売値)
公式より、
($600$円の$a$%)=$600 \times \dfrac{a}{100}$=$6a$(円)
この値段を、$600$円から差し引くのですから、
($600$円の品の$a$%引き)
=$600 - 6a$(円)… (答え)

さて、売買関係を理解するには、その仕組みを正しく理解することが大切です。売買の仕組みは、次の通りです。
ある品物を原価(仕入れ値ともいいます)で仕入れ、その原価にある割合の利益を上乗せして定価とします。
つまり、

(定価)=(原価)+(利益)

普通は定価で売りますが、時には定価より安く売ることもあります。このとき、実際に売る価格を売価といいます。
そして最終的に、

(利益)=(売価)-(原価)

この関係が成り立ちます。

$\boldsymbol{a \times b}$の答えを$\boldsymbol{ab}$ではなく、$\boldsymbol{ba}$と書いた場合は間違いでしょうか。ルールがあれば教えてください。

文字を含んだ式を書き表すときには、
・次数の高い順(かけあわせた文字の数が多い順)
・アルファベット順
に書く決まりになっています。

したがって、質問の問題の場合、「$ba$」と書いても間違いとはいえませんが、「$ab$」と答えるようにしましょう。

文字式の答えにかっこをつけるのはなぜでしょうか。かっこがないと間違いになりますか。

文字式で数量を表すとき、単位が必要なものには必ず単位をつけて答えます。
このとき、答えの文字式の中に「+」「-」が入っているとき(答えが多項式の場合)には、式または、単位にかっこをつけてあらわします
これは、かっこをつけないと、単位がどこまでかかるのかがわかりづらいからです。

なお、計算式では、単位にかっこをつけてあらわす方がわかりやすいのですが、答えでは、式と単位、どちらにかっこをつけてもかまいません。
学校の先生から指示があれば、そちらに従って、普段から統一した方がよいでしょう。
今後、Z会のテストや添削問題などでも、学校の先生の指示通りに書いていただければ正解となりますので安心してくださいね。

また、答えが単項式の場合には、式または、単位にかっこをつける必要はありません。
けれども、かっこをつけても間違いではありませんので、安心してくださいね。

具体的な例もいくつか書いておきますね。

•$(3x+5y)$円 または $3x+5y$(円)
 :多項式なので、かっこが必要

•答えが文字式で、式と単位が区別しにくいとき
このような場合には、単項式であっても、単位にかっこをつけてあらわすことがあります。

•$xy$ m
 :単項式なので、かっこは不要
単項式ですから、かっこは不要です。ただし、$xy$(m)とかいても間違いではありません。

•$\dfrac{4a+3b}{7}$g
 :単項式なので、かっこは不要
$\dfrac{4a+3b}{7}$は、分子に「+」がありますが、ひとつの分数なので、式や単位にかっこは不要です。

係数に分数を含む方程式 $\boldsymbol{\dfrac{4-3x}{2} - \dfrac{x-8}{3} = 1}$では、両辺に分母の最小公倍数をかけて分母をはらってもよいのに、なぜ方程式ではない計算では分母をはらってはいけないのでしょうか。

良いところに疑問を持ちました。

方程式とは

$\square x = \triangle$

というように、文字を含む等式のことです($\square$、$\triangle$には数字が入ります)。

方程式を解くには、等式の性質を利用して解いていきます。

・等式の両辺に同じ数をたしても等式は成り立つ。
 A=B ならば A+C=B+C

・等式の両辺から同じ数をひいても等式は成り立つ。
 A=B ならば A-C=B-C

・等式の両辺に同じ数をかけても等式は成り立つ。
 A=B ならば A×C=B×C

・等式の両辺を同じ数でわっても等式は成り立つ。
 A=B ならば A÷C=B÷C(C≠0)

したがって、分数をふくむ方程式なら、両辺に同じ数をかけて、係数を整数に直して解くことができるのですね。

式の計算は方程式ではありません。
例えば、$\dfrac{3}{4}x + \dfrac{1}{2}x$を求めるとき、分母の最小公倍数をかけて、$3x+2x$としてしまうと、もとの式と違う計算になってしまいます。$\dfrac{3}{4}x + \dfrac{1}{2}x \neq 3x +2x$ ですね。

$\dfrac{3}{4}x + \dfrac{1}{2}x = \dfrac{3}{4}x + \dfrac{2}{4}x = \dfrac{5}{4}x$ と計算します。

$\dfrac{3}{4}x + \dfrac{1}{2}x =5$ と与えられている方程式なら、両辺に$4$をかけて、

$\begin{eqnarray} 3x+2x &=& 20 \\ 5x &=& 20 \\ x &=& 4 \end{eqnarray}$

と求めていくことができます。

違いがわかりましたか?

したがって、$\dfrac{4-3x}{2} - \dfrac{x-8}{3}$では

$\begin{eqnarray} && \dfrac{4-3x}{2} - \dfrac{x-8}{3} \\ &=& \dfrac{4(-2x+5)-5(2x-1)}{20} \\ &=& \dfrac{-8x+20-10x+5}{20} \\ &=& \dfrac{-18x+25}{20} \end{eqnarray}$

と通分して、計算を進めていきましょう。分母をはらってはいけません。

平方根

「$n$を自然数とする。$\sqrt{ 96n }$の値が自然数となるような$n$のうち,最も小さいものを求めなさい。」
こういった問題で$k$で置く理由を教えてください。

$k$を使う考え方は高校数学につながる考え方で、応用範囲が広がります。
「$k$を使った解き方」を理解するには、「$k$を使わない解き方」が橋渡しになるので、まずはその解き方を説明します。

【$k$を使わない解き方】

根号の付いた数を自然数にするためには、根号中の数字が、自然数の2乗になるような数であることが必要です。

(例)
$\sqrt{ 1 } = \sqrt{ 1^2 } = 1$
$\sqrt{ 4 } = \sqrt{ 2^2 } = 2$
$\sqrt{ 9 } = \sqrt{ 3^2 } = 3$
$\sqrt{ 16 } = \sqrt{ 2^2 \times 2^2 } = 2 \times 2 = 4$

よって
$\sqrt{ 96n }$
$= \sqrt{ 2^5 \times 3 \times n }$
      ……$96$を素因数分解した
$= \sqrt{ 2^2 \times 2^2 \times 2 \times 3 \times n }$
  ……$2^5$を$2^2 \times 2^2 \times 2 $とした
$= 4 \sqrt{ 2 \times 3 \times n }$
      ……2乗の数字を根号の外側に出した

次に、$ \sqrt{ 2 \times 3 \times n }$が最も小さい自然数になれば、$\sqrt{ 96n }$の値は最も小さい自然数になることがわかります。$ \sqrt{ 2 \times 3 \times n }$において、2と3の累乗が2となれば根号を外せるので、$n$は$2 \times 3$とわかります。
$ \sqrt{ 2 \times 3 \times n }$
$ = \sqrt{ 2 \times 3 \times 2 \times 3 }$
$ = \sqrt{ 2^2 \times 3^2 }$
$ = 6$
よって、
$\sqrt{ 96n } = 4 \sqrt{ 2 \times 3 \times n }$において
$n= 2 \times 3$ より $n=6$

【$k$を使った解き方】

$ \sqrt{ 96n } = 4 \sqrt{ 2 \times 3 \times n }$において、6×[何かの2乗]となれば、根号を外せて自然数になるとわかります。
$k$を使って考えると、
$ 4 \sqrt{ 2 \times 3 \times ( 2 \times 3 \times k \times k) }$
のようにかけます。
よって、$ n = 6k^2 $($k$は自然数)と置けます。
※実際に解く過程をかく場合は、いきなり「$n=6k^2$と置く」のみでOKです。

$\sqrt{ 96n }$の値が最も小さい自然数になるときは$k=1$のときなので、$n=6k^2$より$n=6$とわかります。

【$k$を使うと解きやすい例題】

《問題》$n$を自然数とする。$\sqrt{ 96n }$の値が自然数となるような$n$のうち、3つ目に小さいものを求めなさい。
《解答》3つ目と$k$は対応するので、元の問題における$n=6k^2$で、$k=3$の時なので、$n=54$となります。

二重根号の公式がわかりません。