英語【時制】
現在進行形
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「私たちはたいてい夕食後に英語を勉強しています」を英語にするとき、「勉強しています」なのに現在進行形を使って We are usually studying English after dinner. とならないのはなぜですか。
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現在形は、現在の習慣や状態を表します。
We usually study English after dinner.
(私たちはたいてい夕食後に英語を勉強します。)
は、「私たち」が普段することを述べた文です。We are studying English now.
(私たちは今英語を勉強しています。)
は現在進行形ですね。今この瞬間に、「私たち」が勉強している最中であることを述べた文です。日本文が「たいてい夕食後に勉強しています」のようになっていると、「…しています」から現在進行形と考えてしまいがちですが、この文は今現在行われている動作を表すのではなく、習慣を表しているので現在形です。
日本語では、習慣について言うときも「~している」という表現をすることがあるので、日本語を英語にするときなどには、それが「進行中の動作」なのか、「習慣」なのかに注意しましょう。
現在完了
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「…してしまった」は過去ではないのですか。現在完了と過去の違いがよくわかりません。
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完了用法の「…してしまった」という意味だけに焦点をおくと過去形との見分けが難しくなりますね。
現在完了は、過去に起こった動作や状態を現在と結びつけて述べる場合に使う表現で、視点は現在にあります。ですから、「…してしまった」という訳は、過去のある時に「…して」現在の状態にあるということを表すのであって、過去形として訳しているわけではありません。
「過去形」は現在とは切りはなされた単なる過去のことがらを表すのに使われ、「現在完了」は過去から現在までつながりのあることがらを表します。過去形と現在完了は、現在とつながっているかどうかが違います。■It struck seven.
((時計が)7時を打ちました。)〔過去形〕今現在の状況とは無関係に、過去のある時に時計が7時を打ったということを述べるだけ。先週のことかもしれないし、先月のある日のことかもしれない。
■It has already struck seven.
(もう7時を打ちました。)〔現在完了〕今はもう7時を打ち終わっているということ。「だからもう帰る頃合だ」、「なのにまだ彼が帰ってきていない」、「もうこんなに時間がたった」など、今現在の状況に関連して述べている。
1つの文だけで見るとわかりにくくなることもありますので、どういう状況で何を伝えたいのか、という「文脈」に注意しましょう。
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「現在完了の‘結果’を表す用法」と「普通の過去形」の違いがよくわかりません。例えば He has passed his driving test. と、He passed his driving test. だと何が違うのですか。
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‘結果’を表す現在完了は、よく「…してしまった」と訳されますが、この訳し方は1つの目安にすぎません。‘結果’を表す現在完了は「その結果、現在は…である」という意味を含んでいることを理解しましょう。
He has passed his driving test. の場合、「運転免許試験に合格して、その結果、現在…である」という「現在の状態」を含意しています。「現在の状態」とは例えば、「車の運転ができる」「運転の仕方を知っている」「車を買う資格がある」などです。これに対してHe passed his driving test. の場合は現在の状態とは無関係で、過去のある時に「運転免許試験に合格した」という事実を述べたにすぎません。その後彼が車を運転しているのか、それとも運転免許を取り消されたのか、そういうことは過去形ではわかりません。過去の事実だけが述べられていて、それ以上のことは含意されていないのです。
同様に、She has gone to London. ならば、「彼女はロンドンに行ってしまって、今ここにはいません」という意味になります。これに対して、She went to London. ならば、「彼女はロンドンに行った」という過去の事実を述べているだけですから、今ロンドンにいるのか、それとも話をしている場所に帰っているのかはわかりません。
「彼は運転免許試験に受かりました。」という日本文1文だけでは、過去形で表すべき内容か現在完了で表すべき内容かは不明ですが、英語では過去形と現在完了とでは上記のような違いがありますので、文脈から判断できる場合はそれをふまえて使い分けましょう。
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現在完了の継続用法と現在完了進行形の違い・見分け方を教えてください。
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動詞には“状態”を表す動詞と“動作”を表す動詞があります。
状態を表す動詞は、know (知っている)、like (好きである)など、もともとある程度続く動詞です。
動作を表す動詞は「走る」「勉強する」など始めたりやめたりすることがしやすい動詞です。
状態を表す動詞の継続は「現在完了」、動作を表す動詞の継続は「現在完了進行形」で表します。状態を表す動詞について、現在までの“継続”を表すには現在完了を使います。
■He has had a cold for a week.
(彼は1週間かぜをひいています。)■I’ve known him since he was a baby.
(わたしは彼が赤ちゃんのころから彼を知っています。)このような状態を表す動詞は、現在進行形にしないのと同様、現在完了進行形にもしないのが普通です。
動作を表す動詞の“継続”を表したい場合には現在完了進行形を使います。その動作をずっと絶え間なく続けていることを表したり、趣味や習慣を継続的に続けていることを表したりします。
■She has been reading for two hours.
(彼女は2時間ずっと本を読み続けています。)■I have been studying English for five years.
(わたしは5年間、ずっと英語を勉強しています。)動作を表す動詞の現在完了は、現在までの動作の“完了”を表すことが多いです。
■I’ve read this book.
(わたしはこの本を読み終えました。)
未来
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be going to と will の違い
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be going to と will はどちらも未来のことを表すときに用いることができますが、次のような違いがあります。
●理由や兆候があって確実に起こると予測されることや話す以前に前もって考えていたこと、決まっていたことなどを表すときには、be going to を使います。
Look at those clouds. Itʼs going to rain.
(あの雲をごらんなさい。雨が降りそうです。)
What time are you going to have a party?
(何時にパーティーをするのですか。)
パーティーをすることは決まっている
●話し手や主語の意志とは関係なく、時がたてば自然にそうなることや、その場で「…しよう」と決めたことを述べるときには、will を使います。
I will be fourteen next month.
(わたしは来月14才になります。)
“Can I take a message?” “No, thank you. Iʼll call again later.”
(「伝言はありますか。」 「いいえ、けっこうです。あとでまた電話します。」)