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学習お助けQ&A

英語【比較表現】

比較級

比較級の単語が長いときは more を付けることになっていますが、どれぐらいの単語の長さだったら付けるのですか?

形容詞、副詞が比較変化する場合、大部分は原級に -er をつけて比較級、-est をつけて最上級とします。しかし、2音節以上の語には前に more をつけて比較級、most をつけて最上級とします。
この「2音節以上」が「(比較的)長い」ということになります。

beautiful - more beautiful - most beautiful

※音節とは母音を含む音のまとまりのこと。辞書の見出し語の区切りでもわかります。long は1音節、famous は‘fa-mous’となって2音節、difficult は‘dif-fi-cult’と3音節になります。

ただし、例外もあります。
2音節の形容詞でも、とくに語尾が y, er, le, ow などで終わる場合、-er, -est をつけるものがあります。

happy - happier - happiest

early - earlier - earliest

pretty - prettier - prettiest など

また、right, wrong などは1音節の形容詞ですが、more, most をつけます。

基本のルールをしっかり押さえておいて、あとは例外になる語を少しずつ覚えていけばよいでしょう。

It will rain much harder tonight. という文は、harder の後に than を付けなくていいのですか。

比較の文の than の後の形についてですね。

比較の文では、比較するものは同じ形式で比較するのが原則です。したがって「あなたはわたしよりも本を持っています。」というときは、

You have more books than I do.

というのが正式な形です。 You have と I do を比較しています。

しかし、比較の前後で同じ語句がある場合は省略することができます。この文では you have の have と I do の doは同じ意味(have)を表しているので、 do は省略することができます。

→ You have more books than I.

さらに、 than I のように後ろに代名詞だけが残る場合は、後ろにくる代名詞を目的格にしてしまうことがあります。そうすると、 You have more books than me.  という文になります。これは会話文などでよく見られます。

be動詞を使った文でも同じです。

I’m taller than he is.
(わたしは彼よりも背が高い。)

I’m taller than he.

I’m taller than him.

as ~ as の文でも後ろの as のあとは省略された形になることがよくあります。

Mike has as many books as you do.

Mike has as many books as you.

You have more books than I do. という文のthan の後は、I だけでもよいのですか。

今夜は雨がもっとずっと激しくなるでしょう。

It will rain much harder tonight.

比較の文でも、比較する対象がはっきりしている場合や言わなくてもわかるような場合は、than ~ が省略されることがよくあります。

■Study harder.
(もっと一生懸命勉強しなさい。)

■That question is difficult, and this is more difficult.
(あの問題は難しいし、これはもっと難しい。)

この文でも、「今よりも」「昨晩と比べて」など、いつと比べてもっと激しくなると言っているのかが、話し手と聞き手の間で言わなくてもわかるために省略されているのです。

省略されている内容を補うとすれば次のような文になります。

■It will rain much harder tonight than now.
(今夜は今より雨がもっとずっと激しくなるでしょう。)

最上級

「同一のものや人の中で比較する場合、形容詞の最上級に the を付けない」というのがどういうことかわかりません。

「比較」とは何かと何かを比べる表現のことをいいますが、一般的な比較の表現においてこの何かと何かは、“同一のものや人”ではなく、“別のものや人”です。

■Tom is the tallest of the four.
(トムは4人の中で一番背が高い。)

Tom 以外の3人とは、例えば Jim、Dick、John ですが、この3人は Tom とは別人ですね。同一の人物ではありません。このような形が一般的な比較の形です。この場合、形容詞の最上級には the を必ず付けます。

これに対して、次の英文を見てみましょう。

■Meat is cheapest at the supermarket.
(肉はスーパーマーケットが一番安い。)

肉は、デパートの食品売り場、精肉店、スーパーマーケットなど、さまざまなところで売られますが、同じ肉でも「スーパーマーケットの肉(スーパーマーケットで売られる肉)」が一番安いということを言っています。これが、「同一のものの中での比較」です。
このような場合形容詞の最上級であっても the を付けません。

次の例を見てください。

➀This lake is the deepest in Japan.
(この湖は日本で一番深い。)

➁This lake is deepest at this point.
(この湖はこの地点が一番深い。)

➀は日本の他の湖との比較、➁は「この(1つの)湖でこの地点が一番」と、同一のものについての“部分”の比較です。 ➀には最上級に the が付いており、➁には最上級に the が付いていません。

「~の中で最も…」という文の「~の中で」を表すのに in と of のどちらを使えばよいのかわかりません。

「~の中で」を in ~ にするか of ~ にするかは、後ろにどのような語句が続くかによって決まります。

of を使うのは比べる対象そのものと比較するときで、 of のあとには名詞・代名詞の複数形や数などが続きます。

■Bob is the fastest runner of all the boys.
(ボブはその少年たち全員の中でいちばん足が速い。)

 of のあとは all the boys という複数形の名詞。主語の Bob と少年たちを比較する

■This is the best book of the five.
(これはその5冊の中で最高の本です。)

 of のあとは five という数


in は中身の1つ1つではなく、それらが含まれるまとまり全体の中で比較するときに使います。in のあとには‘場所・範囲’を表す単数名詞が続きます。

■Bob is the fastest runner in my class.
(ボブはわたしのクラスでいちばん足が速い。)

 in のあとは my class という範囲。 Bob と class を比較するわけではなく、 class 内のほかのメンバーと比較する

■Mt. Fuji is the highest mountain in Japan.
(富士山は日本でいちばん高い山です。)

 in のあとは Japan という範囲(場所)