みんなのミニミニ作文 1月の優秀作品と解説

みなさんから届(とど)いた作品の中から、特におもしろかったもの、すぐれていたものをしょうかいします。

1月のお題はこうでしたね。

お題
〈ちょっと変わったお天気キャスター〉
あなたは、ちょっと変わったお天気キャスター。「テストで0点をとってしまったときの顔のように真っ青な空です。」などなど、たとえを使うのが大好き。さあ、今日の空の様子を、何かにたとえてレポートしてみよう。

面白いたとえのレポートがたくさん集まりました。今回は、ただオリジナリティがあるだけでなく、たとえを使うことによって、空の様子をわかりやすく伝えられているレポートをしょうかいします。

優秀作品

空は混色(こんしょく)に失敗した絵の具のように濁(にご)っていますね。この後は涙(なみだ)の雨が降(ふ)るそうです。
(ペンネーム:「みぃちゃん」さん)
先生

前半は直喩(ちょくゆ)、後半は隠喩(いんゆ)を使っているところが上手いですね。どんよりした雰囲気(ふんいき)がよく伝わってきます。

佳作

ドラえもんのような青い空、のびたのテストのように真っ白な雲です。
(ペンネーム:「りゅうくん」さん)
さとる

国民的アニメのキャラクターでまとめているところが面白いね。大人も子どもも楽しめるレポートだね。

お風呂(ふろ)に長く浸(つ)かりすぎたお父さんの顔のように夕日が真っ赤なオレンジです。
(ペンネーム:「スヌーピー」さん)
まどか

とっても真っ赤な夕日を想像(そうぞう)したよ。たとえが効果的(こうかてき)に使われているね。

海の底まで澄(す)み切ったような真っ青な空です。
(ペンネーム:「リヴァイ兵長LOVE」さん)
ゆうき

詩的な表現(ひょうげん)だね。すがすがしくて気持ちのいい日和(ひより)を想像したよ。

Z会小学生コース 専科作文5年生・6年生