みんなのミニミニ作文 9月の優秀作品と解説

みなさんから届(とど)いた作品の中から、特におもしろかったもの、すぐれていたものをしょうかいします。

9月のお題はこうでしたね。

お題
〈泣かないで〉
学校の帰り道に泣いている小さい子を発見! 泣き止んでもらうには、どうやって声をかける?

泣いている子を思いやる、やさしくておもしろい投稿(とうこう)がたくさん集まりました。今回はその中でも、思わず笑顔になってしまいそうな、ユーモアあふれる作品をしょうかいします。

優秀作品

大丈夫(だいじょうぶ)? こっちにおいでよ! 見て、涙(なみだ)の海で、鯨(くじら)も来ているよ。
(ペンネーム:「黒プリズム」さん)
先生

とっても詩的な表現(ひょうげん)ですね。地面に落ちた涙のあとが鯨のように見える光景を想像しました。

佳作

そんなに、そんなにぼくに会えて嬉(うれ)しいの? ぼくも嬉しい! でも、泣いちゃうなんて……
(ペンネーム:「コウ」さん)
さとる

感情(かんじょう)たっぷりにこんなことを言われたら、思わず泣き止んでしまいそうだね。

どうしたの? 私、実はヒーローなんだ! へんしーん!(ポーズ)助けてあげるよ!
(ペンネーム:「不死身のあおさん」さん)
まどか

かっこいい! こんなふうにやさしさが発揮(はっき)できるなんて、正真正銘(しょうしんしょうめい)のヒーローだね!

私も昔はそうやって泣いたぞ。でも今泣いてないってことは、泣きやんだってことだ。
(ペンネーム:「Kono」さん)
ゆうき

小さい子にはすこし難(むずか)しいかもしれないけど、意味がわかれば納得(なっとく)して泣き止んでしまいそうだね。

Z会小学生コース 専科作文5年生・6年生