Z会の作文5年生の「てんさく問題」(通信教育の提出(ていしゅつ)課題)をしょうかいします。よりよく書くためのこつも大公開しますので、役立ててくださいね。
8月の「てんさく問題」の課題はこちら!
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読書感想文スペシャル 『エブリスタディ作文』の4〜6ページの課題文を読んで、感想を書きましょう。 |
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読書感想文かあ! 苦手なんだよねー。 |
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ぼくは本を読むのは好きなんだけど、「感想」って言われると、どう書けばいいのかわからなくなるんだよね。 |
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なるほど。読書感想文は小学生のみんなにとっては、「夏休みの大敵(たいてき)」って感じなのかな。 |
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そんなにかまえなくてもだいじょうぶですよ。まずは、登場人物を自分に引きつけながら物語を読んでいくことから始めましょう! |
登場人物に自分を重ね合わせる! |
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特に強く心を動かされたいくつかの場面に的をしぼり、「もし自分だったらどうするだろう」と考えてみましょう。「自分もびっくりするだろう」「自分だったらこわくてにげてしまうかもしれない」など、自分自身に引きつけて感想を考えると、読み手の印象に残る感想文にすることができます。 |
本のあらすじと一言の感想だけで終わらせず、自分の考えや思いを文章にできるようになることを目標にしています。感想文に苦手意識のあるお子様は、「書くことがない」と思い込み、ついあらすじを説明するだけで原稿用紙をうめようとしてしまいがちですが、今回の課題にしっかり取り組めば、本のあらすじと自分の考えとの分量のバランスを考えながら感想文を書くことができるようになります。 |
夏休みの宿題で最後まで残るのが読書感想文、というお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。いざ書き始めようとすると、何を書いていいのかわからない、感想といっても「おもしろかった」「感動した」だけで終わってしまう、という場合もあるかもしれません。自分の考えたことを表現するための語彙が少ない場合、ついお決まりの言葉で片付けてしまいがちです。しかし、お子様一人ひとりが感じていることやその理由は異なるはずです。「どこがどんなふうにおもしろかったの?」「そういえばあなたもこんなことがあったよね」など、感想をふくらませるためのヒントをあげるとよいでしょう。 |