みなさんから届(とど)いた作品の中から、特におもしろかったもの、すぐれていたものをしょうかいします。
11月のお題はこうでしたね。
<打ち明け話> 担任(たんにん)の先生が、クラスの生徒を前に、真剣(しんけん)な顔で「実は……」と話し始めたよ。いったいどんな話なのか、「実は……」に続く一言を考えてね。 |
今回のお題では、いかに読み手を「え?」と思わせられるかがポイント。いや先生それはありえないでしょ……というような作品をしょうかいします。
実は先生、教員免許(めんきょ)をもっていないんだ! |
(ペンネーム:「マイン」さん) |
…………すみません、何を話すか忘(わす)れました。 |
(ペンネーム:「りなぴょん」さん) |
教室の中のみんなが、イスから転げ落ちるパターンだね。それもセットで、これ、学芸会のだしものにしたらおもしろそう。このクラスは新喜劇(きげき)か。先生は座長(ざちょう)か。 |
みんなが解(と)けないっていっているこの問題、先生も分からないんだ……。 |
(ペンネーム:「ありちゃん」さん) |
ちょ、先生、冗談(じょうだん)ですよね? いや、でも、ものすごくレベルの高い私立中学の入試問題とかだったら、ありえるかも……。 |
大事な手紙を食べてしまったのだ……。って、誰(だれ)がヤギじゃ!? |
(ペンネーム「どはまりくん」さん) |
自分でツッコミまで入れているところが笑える。さらに先生の名前が八木(やぎ)で、「おれは八木じゃ!」と続けば、もっとウケる……かな? |
これは……鈴木亮平(りょうへい)さん演じるところの南雲(なぐも)先生のパターンですね(2023年TBS系テレビドラマ「下剋上(げこくじょう)球児」より)。あのドラマは泣けましたねえ。教員免許がなくても、教育者であることはできるんですよ。