みんなのミニミニ作文 12月の優秀作品と解説

みなさんから届(とど)いた作品の中から、特におもしろかったもの、すぐれていたものをしょうかいします。

12月のお題はこうでしたね。

お題
<12月の様子>
12月の街や人の様子を12字で表現(ひょうげん)してみよう。「おとなも子どももそわそわ」「大そうじで、大いそがし!」など、ぴったり12字になるように考えてね。句読点(くとうてん=「。」や「、」)や記号(「!」など)を使う場合は、それも1文字に数えよう。

今回のお題では、12字という少ない字数で、どれだけ多くのことを伝えられるかがポイントでした。ああ、そうそう、から始まって、これはこういうことも意味しているんだね……と連想がふくらんでいくような作品をしょうかいします。

優秀作品

赤と緑で色づく街の雪景色
(ペンネーム:「『きちゅね』大好き!」さん)
先生

これは、「クリスマス」という語を使っていないところがポイントですね。それでいて、読む人みんながクリスマスの情景(じょうけい)を思いうかべてしまう、という作品です。お見事。

佳作

耳、首、手までモコモコだ
(ペンネーム:「ちー丸」さん)
さとる

耳当て、マフラー、手ぶくろ……たしかに冬って、人間の体積が、夏の1.2倍くらいにはなるよね。

みんなの心がライトアップ
(ペンネーム:「あいたん」さん)
まどか

うんうん、よくわかる。もうすぐ来るクリスマスやお正月への期待で、心がうきたっている様子を表現(ひょうげん)しているんだね。

さむくてみんなカッチコチ
(ペンネーム「そらのうみ★」さん)
ゆうき

そうそう、あんまり寒いと、一瞬(いっしゅん)動けなくなるんだよ。で、動こうとすると、ロボットみたいなギクシャクした動きになっちゃうんだよねえ。

Z会小学生コース 専科作文5年生・6年生