みんなのミニミニ作文 10月の優秀作品と解説

みなさんから届(とど)いた作品の中から、特におもしろかったもの、すぐれていたものをしょうかいします。

10月のお題はこうでしたね。

お題
〈たとえを使って友達をほめよう〉
ただ「すてき」とか「かっこいい」というのではなく、「あなたはマザーテレサのように親切だ」というように、たとえを使って友達をほめてみよう。「富士山(ふじさん)に南アルプスを足したくらい感謝(かんしゃ)してる」など、感謝の気持ちを表してもいいよ。

今回のお題では、たとえを上手に使うことができるかがポイント。たとえを使うことで、表現(ひょうげん)のはばを広げることができます。読み手の想像力(そうぞうりょく)をかきたてるような作品をしょうかいします。

優秀作品

満開の桜(さくら)みたいに綺麗(きれい)な笑顔がステキ!
(ペンネーム:「花と獣」さん)
先生

「満開の桜」と書くことで、ただの「桜」よりも明るいすてきな笑顔が想像できますね。満開の桜と同じで、すてきな笑顔にこちらもいやされそうですね。

佳作

あなたはドードー鳥が生き返り、5万羽に増(ふ)えることくらい、凄(すご)いことをこなした。
(ペンネーム:「ごま」さん)
さとる

絶滅(ぜつめつ)した生き物でたとえたんだね。一見ありえないような、すごいことをしたということが伝わるよ。

私(わたし)の友達は、ハワイの海のように心が透(す)き通っていて果てしない青空のように心が広い。
(ペンネーム:「ライムレモン」さん)
まどか

きれいな景色を想像したよ。そのお友達は、素直(すなお)で優(やさ)しい心の持ち主なんだね。

雪景色みたいなきれいな白い肌(はだ)だね。
(ペンネーム:「こまち」さん)
ゆうき

ただの「雪」ではなく「雪景色」としているから、一面に広がる雪のようにきれいな肌だということがわかるよ。

Z会小学生コース 専科作文5年生・6年生