【夏の特別企画】7月3日「公立高校第一志望者のための私立入試研究会」

今回の研究会では、都立高校と併願する際の「併願優遇」制度の話が中心となります。
資料には、東京、神奈川、埼玉、千葉の私立高校について、多くの情報が記載されています。
今回は、調布での開催ということで、多摩地区の私立高校を多く取り上げて説明がありました。
 
具体的な高校名をあげて、すべてをこの場で紹介するのは難しいので、要点のみお伝えいたします。

併願優遇制度 とは?
各高校で定める内申点の基準を満たしていれば、事前に中学校の先生と高校間で
行われる入試相談を経たうえで、合否判定で優遇される制度のこと。

内申基準は、高校ごと、各高校のコースごとに定められており、基準を満たせば
「ほぼ合格」を約束してくれるところもあれば、「入試得点に加点」というところも。
 
受験生が、併願優遇を利用する場合は、中学校の先生と高校間で行われる「入試相談」が、
例年12月15日頃行われるためそれまでに学校の三者面談の場などで、受験する旨を伝える必要が
あります
 
ちなみに、併願優遇制度のない高校も、もちろんあります。
内申基準などによる優遇がないため、ほぼ入試の得点のみで合否が決まります。
都立の進学重点校を受験する人だと、都立が第一志望だが、
優遇なしの高校にチャレンジする人も比較的多いです。
 
このほか、併願高校決定にあたっては、入試日程や合格した際の納入金なども
高校ごとに異なったりもします。
 
受験へ向けては、あくまでも第一志望である都立高校への合格を最優先したいもの。
これらの制度も踏まえつつ、少しずつ併願高校の情報収集も進め、併願高校を決めて
いただければと思います。
 
以上のことはそれとして、
講演してくださった渡辺先生が、説明の最後におっしゃっていた以下の内容も印象的でした。↓↓
 
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併願高校を選ぶにあたっては、優遇制度だけで決めてしまうのはダメ。
私立高校は学校ごとに校風、学習カリキュラム――環境が大きく異なるため、
そこを本人+保護者さまでしっかり見極めたうえで、「行きたい」と思える
高校を選ぶべき。
 
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第一志望ではないとはいえ、通うことになるかもしれない高校ですから、
本人がどういう高校3年間を過ごしたいか」が大切なわけですね。
 
夏休み頃から、都立高校、私立高校ともに「学校見学会」「高校説明会」が
本格的に実施されます。気になる高校には、ぜひ足を運んでみてください。
 
ちなみに、研究会終盤に、通信教育からも通信教育講座の紹介+夏休みの学習について、
お話しさせていただきました。
 
通信教育の教材とiPadを、サンプルとしてお見せしたのですが、
来場したご本人と保護者様のどちらも、『要点ブック』やiPadの映像授業を
興味深く見てくださり、「いいね」のお声も頂戴しました♪
 
当日は、今年初の猛暑日にもかかわらず、多くの方にご来場いただきました。
ありがとうございました!

「夏の特別企画」はまだまだ続きます。
このように、Z会進学教室とZ会の通信教育で開催しているイベントでは、そこでしか得られない情報がめじろおし!
イベントに来られなかった方のためにも、情報サイトで入試情報もたくさんアップしていきますので、お楽しみに♪
 
 

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