都立入試必勝は今が勝負!

中3から頑張ればいいや!は間違い

こんにちは、雪山にこもっているGです。あけましておめでとうございます。

突然ですが、中1・中2の皆さんは、「入試」についてどれほど意識して、普段から学習に取り組んでいますか?
「中3なんてまだ遠い未来のことだし…」「中3になったら頑張ればいいや!」など、思っている方もいるのではないでしょうか。

確かに「受験は遠い未来のこと」かもしれません。また、都立高校の入試では「中3の12月時点の成績が調査書点」として得点化されます。このため、「中3になったら頑張ればいいよね」と考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、「中3から頑張ればいい」というのは大きな間違い! では、早速その理由を見ていきましょう。

英語・数学は積み上げが必要!?

ご存知の通り、「数学」という科目は、「ある分野」が理解できて、初めて「より発展的な分野」が理解できる科目です。
たとえば、中1で習う「一次関数」が十分に理解できていないと、中3で習う「2乗に比例する関数」でつまずいてしまうことも。
これは、同じ積み上げ型の科目である「英語」も同様です。「現在形」ができて初めて、「過去形」が理解できます。

このように、積み上げ型の科目である「英語」「数学」は、「今現在習っていることが、未来に学習することと密接に関連している」のです。だからこそ、今学習している単元は、今確実に身につけていきましょう。

理科・社会も今が勝負!?

「理科」「社会」は、前述した「英語」「数学」とは事情が異なります。「理科」「社会」は、知識をどんどんインプットしていく科目です。
中1・中2で学習した単元は、入試対策をするまで復習をする機会がほとんどありません。
復習をする機会がないからこそ、今学習していることを確実に身につけることが大切なのです。

都立高校入試では、「英語」「数学」「国語」で、難易度の高い「グループ作成問題」が出題される一方で、比較的難易度の低い共通問題が出題される「理科」「社会」は、確実に点数をとりたい大切な科目です。今から確実に力を身につけましょう。

今やるべきことは!?

科目によって事情は違いますが、いずれも「中3からではなく、中1・中2の今からやるべきことにしっかり取り組むこと」が大切です。

一方で、「もう間に合わない…」と不安になった方もいるかもしれません。大丈夫。まだ間に合います。時間はあります。
まずは「自分の弱点を見つけること」が大切です。弱点を見つけ、それをなくすことを意識しましょう。
「弱点を見つけるため」には、定期テストや模擬試験の見直しが効果的です。
今学期の「定期テスト」を見直し、間違った問題を解き直しましょう。

また、Z会からは定期的に、在宅模試「Vテスト」をお届けします。「Vテスト」にも取り組んで、弱点の発見と克服に役立ててくださいね。

今後は都立高校入試の特徴なども具体的にお伝えしていきますので、お楽しみに!

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