−Asteria英語4技能講座の、Speaking学習のねらいについて教えてください。

英語4技能講座開発責任者 阿部 春映

2020年大学入試から本格的に英語4技能が問われるようになり、Speaking 学習については受験生にとっても、教育企業にとっても避けて通れないようになりました。
 
その中で、「一人で自宅学習をする」というスタイルの方にとって、最適な「相手が必要な学習」のカタチとは何か。
Z会が模索していった結果、自主学習と実践学習を組み合わせて行うSpeaking学習が誕生しました。
 

−Speaking学習の内容について教えてください。 Asteriaのレッスンは、他社や一般的な英会話と比べて、どのような特長があるのでしょうか。

 Speakingの学習内容は、『インタラクション(やりとり・会話・対話・双方向・即時) 』『プロダクション (プレゼン・スピーチ・一方向・事前準備)』の2軸で、基礎的な内容から大学入試、実社会で必要なレベルまでを段階的に進めて行きます。
 
まずは、Trainingと呼ばれる、いわゆる「自己練習」をします。
Z会Asteriaでは、音声認識エンジンを活用し、受講者の発音を文字化します。 一般的な英語学習では、「あなたの発音は80点です」と、発音が点数化されて評価されてきました。お手本の音声にどれくらい近いのか、は分かりますが、具体的にどの部分を改善すればよいのかが明確にわかりませんし、果たして相手にどのように聞こえているのかは判断できません。Z会Asteriaでは、音声認識エンジンが受講者の発話を文字として「見える化」するので、自分の発話がどのように聞こえているのか、どの部分に問題があるのがわかりやすくなります。
 
 
続いて、Brush Upと呼ばれる、いわゆる「実践演習」を行います。これがOnline Speakingです。
一般的な英会話教室では、(1)テキストにそった集団授業、または、(2)フリーカンバセーション(自由英会話)のスタイルがありますが、Asteriaの場合は、その2つの良いところを組み合わせた形式で、個人のレベルにあわせたレッスンを、1対1の個人指導で行います。
受講生からこんな声をいただきます 
「英会話じゃないの?」

Asteriaのレッスンでは、レッスンゴールを“宣言”し、レッスンシートにそって講師の先生とやりとりをし、最後の実践演習をして、最後にできるようになったことを「I can 〜」 で 宣言して終わります。
 
この一連のレッスンの型は、Asteriaの全てのレッスンであえて同じにしています。極力、そのレッスンで『英語で、〜ができるようになる』という目的を明確に意識し、レッスン内容に集中した上で、『できるようになった』と実感できるようにするためです。
 
また、言語の習得にはある程度「繰り返し」が必要です。レッスンを少し簡単に感じるレベルになって、ようやくそこで扱われている内容が「身についた」と言えると言っても過言ではないでしょう。

−レッスンを受講するうえで、どのような点を意識したらより効果的である、等のアドバイスはありますか?

 もし、レッスンを単調に感じる場合には、ぜひチャレンジしてもらいたいことがあります。
たとえば、自己紹介で「自分の名前が言えるようになる」では、「My name is 〜」 、「好きなものが言えるようになる」では、「I like 〜」 を用いてレッスンが進んでいきますが、必ずしもその表現しか使ってはいけない、ということはありません。むしろ、自分の知っている別の表現をどんどん使ってみてください
 
また、同じ「自己紹介」でも、初回のレッスンでは2文だったものを、次の回では1文加えて、3文にするだけでも「できること」が増えているわけで、これは「成長」ですね。こうした小さな一歩の積み重ねが、結果的には英語力の向上につながります
 
 
そのためには、レッスン前の予習として、レッスンシートを見ながら、どんな風に話そうかをあらかじめイメージしてもらえると良いと思います。
 
英語は、言葉です。決められた表現・内容だけでなく、できることがどんどん増えていく面白さを実感していってください。また、CEFR-Jのレベル が AレベルからBレベルになると、レッスンシートが、問題文やシチュエーション含めて全て英語表記になり、より実践的な英語レッスンが始まりますので、楽しみにしていてください。
 
保護者の方からこんな声をいただきます 
「レッスンを受けたがらない」

−「緊張してレッスンを受けたがりません。英語を学び始めたばかりの場合や、英語が苦手な場合でも、25分間1対1でお話ができますか」?

経験がないと、とても不安ですよね。でも、大丈夫です。最初の1レッスンって、とても勇気がいると思います。ただ、その1回を乗り越えると、2回目からはなんてことない、という方がほとんどです。
 
せっかく自分だけのために使える時間です。
まずは初回のレッスンを頑張って受けてみる。
最初から全て完璧にのぞむ必要はありません
 
お子様だけを指導する先生が、iPadの向こう側に待っています。
最近は、学校でのSpeakingの取り組みも増えていて、クラスの前で発表する機会もあると聞きますが、お友達や先生も含めた全員の前よりは緊張しないはず。
初回のレッスンを体験してもらいたく、Z会Asteriaでも、まずは最初の1回を受けてみようとして、受講生にもご案内を送っています。

▼Asteria受講生向け案内「Asteria通信」特集〔英語〕Online Speakingってどんな感じ?

わからない時は「理解していない」という意志表示をすれば大丈夫。
困った時に使える表現集も用意しています。
 
▼Online Speaking〜「困った!」時に使える表現〜
 
また、ぜひ”逆”のことを思いうかべてみてください。街中で、海外の方が頑張って日本語を使って話しかけようとすると、耳を傾けて真剣に聞きますよね。何か力になりたく、助けてあげたくなる。一生懸命話そうとする気持ちは、画面越しでもきっと伝わります
 

−「保護者がついていたほうがよいでしょうか・・・?」

 とにかく、最初の一歩をふみだしてみることが大事なので、お子様の気持ちの支えとして、最初はつきそいながら受講いただくのも良いかと思います。
 
しかし、あくまでもレッスンの主役はお子様と先生です。また、困った時に頼ってしまう癖がついてしまうのも、長い目でみるとよくありません。
 
あくまでも保護者の方は、お子様が自立して学ぶための補助、としての参加を心がけていただければと思います。
 Speaking学習を世界を広げるきっかけに

−Asteria受講生と、これからSpeakingを始めようと思っている方へのメッセージをお願いします。

 今の世の中では、街中でも外国の方に普通に会う確率上がっていると思います。
外国の方に会わない日、英語を聞かない日の方が少ないくらいですよね。
今の子供達は、外国人や話すことに対して抵抗がなく、
英語を使うチャンスがたくさんあるはず。
 
そのチャンスが、お子様の世界を広げるきっかけにもなるかもしれませんので、
Speaking学習、英語4技能学習を通して、活きた英語を身につけていってほしいと思います。

Z会Asteria英語4技能講座
開発責任者
阿部 春映
(プロフィール)Z会入社以来、小学生から大学受験生まで幅広いステージの英語教材の企画開発に携わる。外国語学部卒。英語教職課程修了。新大学入試受験世代となる2児を持つ。