原稿用紙の使い方

せっかくいい作文が書けても、原稿(げんこう)用紙の使い方がまちがっていてはもったいない!
原稿用紙の使い方をきちんとマスターして、作文をかっこよくしてあげましょう。

1. 題名・名前の書き方 2. 段落(だんらく)の書き始め 4. 小さな「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」の書き方 3. 句読点(くとうてん)の書き方 5. 会話文の書き方、6. かぎかっこと二重かぎ

1.題名・名前の書き方

  • 題名は、上を2〜3マスあけて書き始めます。
  • 名前は、下が1〜2マスあくように書きます。
    また、姓(せい)と名の間は1マスあけるのがふつうです。

2.段落(だんらく)の書き始め

  • 本文の書き始めや、改行して新しい段落にする場合は、上を1マスあけて書きます。

3.句読点(くとうてん)の書き方

  • 句読点(「。」や「、」)は、文字と同じように、1マスに1つ書きます。
    位置は、マス目の右上です。
  • 句読点は、行のはじめに書くことはできません。
    句読点が行の最後にきて下にマス目がない場合には、最後のマス目に文字といっしょに書きます。または、欄外(らんがい)に書いてもかまいません。

4.小さな「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」の書き方

  • 小さな「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」は、ふつうの文字と同じように、1マスに1文字書きます。位置は、マス目の右側です。

5.会話文の書き方

  • 会話文は、かぎかっこ(「 」)を用いて書きます。
  • 会話文の終わりの句点(。)とかぎかっこ(」)は、1つのマス目に書きます。
  • 会話文が2行以上になる場合は、次の2つの書き方があります。
    • (1)2行目以降(いこう)は、上を1マスあけて書く。
    • (2)2行目以降も、上を1マスあけずに書く。
  • 会話文の書き始めは、原則(げんそく)として行を変えます。
  • 会話文のあとに続ける文は、原則として行を変えて書きます。
    それが段落の変わりめでない場合は、上を1マスあける必要はありません。
    ※行を変えずに会話文を書く場合もあります。

6.かぎかっこと二重かぎ

かぎかっこ(「 」)と二重かぎ(『 』)は、それぞれ次のような場合に使います。

◎かぎかっこ(「 」)

  • 会話や語句を引用するとき
  • 語句の意味を限(かぎ)ったり、強調したりするとき

◎二重かぎ(『 』)

  • かぎかっこの中で、さらにかぎかっこを使う必要があるとき
  • 書名などを表すとき

もっとくわしく知りたい人は…Z会の作文5年生・作文6年生を受講(じゅこう)すると届(とど)く『作文まるわかりブック』の18〜19ページに、原稿(げんこう)用紙の使い方のことがくわしくのっているよ。読んでみよう!

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