いきなり作文を書けと言われても、何から手をつけてよいかわからない。
原稿(げんこう)用紙に書いてはみるものの、途中(とちゅう)で言いたいことがわからなくなっちゃったり、同じことのくり返しになっちゃったりしてがっかり。
そんなあなたは、まずこの6つの手順をマスターしましょう。
まずは、作文の材料になりそうなことをありったけ集めましょう。「これは使えないかも……」などと思わずに、思いついたことをどんどんメモに書きとめます。
「1」で書き出した材料のうち、「書きたいもの」「書きやすそうなもの」を選び出します。
「2」で選んだ材料をふくらませていきます。
材料をふくらませるには、この二つのポイントをおさえておくといいですよ。
書くと決めた事柄(ことがら)について、くわしく、具体的に思い出していきます。
具体的に思い出すときには、「いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのように」を書き出してみたり、その事柄の前後のできごとなどを思い出してみたりするとよいでしょう。
材料をふくらませる段階(だんかい)で、自分の気持ちや考えをできるだけくわしく思い出し、書きとめておくことが、よい作文を書くポイントとなります。
気持ちを書くときには、行動や様子をいっしょに書いたり、たとえを使って表したりすると、気持ちがより伝わる表現(ひょうげん)になります。
材料が十分にふくらんだら、今度はそれを整理していきます。
「3」でふくらませた材料をどのような順番で書くかを考えていきましょう。
まずは、「はじめ・なか・おわり」という構成で書いてみるとよいですよ。
構成メモをもとに作文を書いていきます。
人に読んでもらうものですから、ていねいな字で書きましょう。
書いた作文は、必ず見直すようにしましょう。
見直すときには、次のようなことをチェックしましょう。
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