5年生3月のてんさく問題は、
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五年生になる直前だった一年前の自分に向けて、手紙を書いてみましょう。 |
でした。さあ、みなさんからはどんな作品が届いたでしょうか?
さっそくチェックしましょう!
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1:心配だった組体操が上手にできたことがわかって、安心したよ。
2:組体操に取り組んでいく中で、大切なことに気がついたんだね。 |
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1:どんなふうに英語を覚えていったかがわかりやすく書かれているよ。
2:英語が好きになっているって聞くと、安心して英語の授業が受けられそうだね。 |
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1.一年前の自分の気持ちを具体的に思い出す! |
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読み手がどのような状況(じょうきょう)に置かれているのかを思いうかべて、その人にあった言葉を考えましょう。今回手紙を書く相手は「一年前の自分」ですから、五年生になる直前だった自分が、どのようなことに期待し、どのようなことを不安に思っていたのかを思い出していくことが大切です。 |
2.一年前の自分に送るメッセージやアドバイスを考える! |
手紙は、読み手に何かを伝えるためのものですから、最も伝えたいことを決めておく必要があります。今回は、一年前の自分にどのような言葉をかけてあげたいかを考えましょう。「不安を感じていた一年前の自分を安心させてあげたい」という場合もあるでしょうし、「やっておけばよかったと思うことを教えてあげたい」という場合もあるでしょう。一年前の自分の気持ちにあった言葉を考えましょう。 |
5年生最後の課題は、手紙です。読み手が置かれている状況や気持ちを思いやり、相手にあった言葉をかける練習をすることで、相手への想像力と文章をとおしたコミュニケーション力を養うことをねらいとしています。さらに、今回の読み手は「一年前の自分」です。一年前の自分はどのようなことを期待し、どのようなことに不安を感じていたのかを思い出すとともに、一年間で自分がしてきたことを振り返ります。そうすることで、自分を見つめ直し、新たな気持ちで最高学年となる4月を迎えることができます。 |
一年前の自分の説明や一年間自分がやってきたことを振り返るだけで終わってしまい、手紙をとおして何を伝えたかったのかがわからなくなってしまう場合があります。これは、手紙を送る相手が「過去の自分」という目の前にいるわけではない相手であるために、手紙を読む相手がいることを忘れがちになってしまうことが原因です。その場合は、「いちばん伝えたいこと」を一言で説明してもらうよう声をかけるとよいでしょう。保護者の方に対して一言で説明することで、「最も伝えたいこと」という手紙の中心をはっきり意識することができるようになります。その際、お子さまが「伝えたいこと」をつかみきれていないと感じた場合は、「一年前のあなたはどんなことを考えていたの?」「当時の自分にどんな言葉をかけてあげたい?」「お兄さんお姉さんになった気持ちで考えてみたら?」などとアドバイスをしてあげると、考えるきっかけをつかめるようになります。 |
2:今の自分と、一年前の自分を重ね合わせているのですね。心に残る表現(ひょうげん)です。