5年生1月のてんさく問題は、
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あなたは世界で初めて、過去(かこ)や未来を自由に行き来できるタイムマシーンを発明しました。さっそくこれを販売(はんばい)しようと思います。このタイムマシーンを宣伝(せんでん)する広告を書きましょう。 |
でした。さあ、みなさんからはどんな作品が届いたでしょうか?
さっそくチェックしましょう!
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1:たしかに、歴史について知りたいことって、みんな何か一つはもっていそうだよね。それがわかるなんていいな。
2:すごく便利な機能(きのう)だね。買って試したくなるよ。 |
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1:説得力がある言い方だね。「実際(じっさい)に行って見てみたい」という気持ちになるよ。
2:最新のマシンに乗りたくなる、広告としてふさわしいしめくくりだね。 |
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1.タイムマシーンの特徴を具体的に想像(そうぞう)する! |
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広告には、商品の魅力を読み手に伝えるという役割があります。そのためには、商品を売り出す広告の書き手側が、商品の特徴をわかっていなければなりません。今回はタイムマシーンという架空(かくう)の商品ですから、ぼんやり想像しただけでは魅力が伝わる広告を書くことはできません。どのようなデザインで、どのような性能(せいのう)があるのかなど、できるだけ具体的に想像していきましょう。 |
2.読み手を引きつける見出しを考える! |
広告で最初に目に飛びこんでくるのは、見出しです。見出しには、商品の魅力を端的(たんてき)に伝えるという役割があります。商品の魅力が具体的に伝わり、かつ、広告を読んだ人を買いたいという気持ちにさせるような印象的な見出しを考えましょう。 |
今回は、タイムマシーンという架空の商品の広告を作るという課題です。実際にはない商品ですから、商品の内容を自分で考え、文章にしなければなりません。また、広告の読み手を引きつける表現も考えていきます。この課題をとおして、想像したことを読み手に伝える力や、印象的な言葉でアピールする力を身につけることをねらいとしています。 |
今回はアピールポイントを2つにしぼり、そのポイントについてくわしく書いていきます。架空の商品の広告を書くという課題ですから、魅力を羅列するだけで終わってしまう場合があります。そうなると、この商品を買うと具体的にどのようなよいことがあるのかが読み手に伝わりません。その原因として、タイムマシーンを具体的な商品としてイメージしきれていないことがあげられます。お子さまが具体的に想像できていない場合は、形や色などのデザインや、乗り心地や操作方法などをくわしく書き出してみるようアドバイスしてみてください。そして、そのような特徴のある商品をとおして、どのようなことができるのかを考えていくと、読み手を引きつける広告を書くことができるようになります。 |
2:過去と未来の具体的な説明があるので、どちらにも行ってみたい、という気持ちになります。