みんなの作文<6年生> 10月号優秀作品と解説

6年生10月号のてんさく問題は、

課題
身近な大人のお仕事についてインタビューし、わかったことや考えたことを「お仕事レポート」にまとめましょう。

でした。さあ、みなさんからはどんな作品が届いたでしょうか?

さっそくチェックしましょう!

優秀作品

エントリーNO.1 「N・K」さんの作品

優秀作品

先生 1:インタビューをうけたときの先生の様子が書かれています。雰囲気(ふんいき)がよく伝わってきますね。
2:インタビューをとおして、知ったことがまとめてあります。今回、担任の先生の、大切なことを知ることができましたね。

エントリーNO.2 「かめ」さんの作品

優秀作品

まどか 1:「小さいころからよく行っている」と書いてあることで、飼育員さんがとても身近に感じられるよ。
2:具体的に質問をしたから、水族館の飼育員さんのことがよてもよくわかったよ。

エントリーNO.3 「ヤモリ」さんの作品

優秀作品

ゆうき 1:仕事に対する、お父さんの真面目(まじめ)な姿勢(しせい)が伝わってくるよ。お父さんの様子もとてもよく書けているね。
2:「年を重ねる一人として」という表現がすてきだね。百年続いた果物屋さんが、ずっと続くといいな、と思えるよ。

今月のてんさく問題、攻略(こうりゃく)ポイント

ここがポイント!

1.インタビューの準備をしっかりする!
インタビューは、事前の準備が肝心(かんじん)です。インタビューで何を聞きたいのか、どのようなことが気になるのかを書き出しておきましょう。できれば、その仕事について自分で調べておくとより深く質問(しつもん)を考えることができます。インタビューをお願いする相手にもおおまかに聞きたいことを伝えておくと、インタビューがスムーズに進みますよ。
2.必要な情報(じょうほう)だけをぬき出してまとめる!
インタビューをしたら、お仕事レポートにまとめたい情報を選び出しましょう。聞いたことをすべて文章にしようとすると、だらだらとした文章になり、何を伝えたいのかが読み手にはわからなくなってしまいます。インタビューの中で印象に残ったことを選び出し、それについてくわしく書きましょう。そうすると、すっきりとひきしまったお仕事レポートになります。

「みんなの作文」に紹介されるコツ

  • てんさく問題の「しょうかいしてもよい」のところに必ずチェックを入れよう。
  • 提出目標日よりも早めに提出すること!

保護者の方へ

今月のてんさく問題のねらい

今回は、お仕事についてインタビューをしたうえで、その内容を文章にするという課題です。インタビューをすることで、「相手に何かを尋ねるときにはどのような準備をしておけばよいのか」「どのように質問をすればよいのか」ということを学びます。さらに、インタビューした内容をすべて文章にするのではなく、必要な情報だけをピックアップすることも重要です。この取り組みをとおして、伝えたいことについて情報を取捨選択する力が身につき、文章をすっきりまとめることができるようになります。

つまずきポイントと、アドバイス例

今回のような課題では、「せっかくインタビューをしたのだから。」と、聞いたことをすべてレポートしたくなってしまいます。しかし、たくさんの情報を盛り込みすぎてしまうと、中心のはっきりしないだらだらとした作文になってしまいがちです。そのようなときは、準備の段階に戻って、最も伝えたい部分はどこか、印象に残った部分はどこかをもう一度考えてみることが重要です。つまずきが見られるようであれば、ぜひ一緒にインタビューの内容をふり返ってみてください。

Z会小学生コース 専科作文5年生・6年生