過去問にはもう取り組んだ? 過去問の正しい使い方!

こんにちは,Zナビゲーターの及川です。

今年も残すところあと1週間ですね。
弱点は今年のうちにしっかり克服
して,気持ちよく新年を迎えたいところです。
そこで今回は私の経験談もまじえ,冬休みのうちにぜひやってほしいことをお伝えします。
 
過去問を解くことは最大の入試対策なり!
「過去問って以前に出た問題だから,今年は出ないんでしょ…?」と考えている君!
過去問を活用しないなんてもったいなさすぎます。たしかに入試本番で過去問とまったく同じ問題は出ないかもしれません。 
でも過去問を解くことのメリットは計り知れないのです。
 
〜過去問を解く理由〜

―その1―志望高校の出題傾向を知ることができる
 
入試問題の出題傾向を知っていれば,本番で焦ることが減るでしょう。
制限時間は何分?問題数はどのくらい?頻出分野はある?
この質問に答えられなかった人は,下のページから今すぐ問題形式を調べておきましょう!
そして過去問に取り組んでその感触をたしかめてみてください。
感触をつかむには,最低でも3年分,できれば5年分の過去問を解くのがおすすめです。
www.zkai.co.jp/mypage/info/istyle/jr/info/ee/65/index.html
 
 
―その2―自分の実力診断ができる
 
過去問は過去に一度出題された問題なのですから,本番に一番近い問題といえるでしょう。
実力とは現時点の知識量・問題演習量だけを指すのではありません! 
本当は答えがわかっていても,時間配分に失敗したり,不用意なケアレスミスをしたりしても,それは失点なのです。
制限時間を設けて本番を想定した状態で過去問を解けば,そういったすべての要素をふまえた実力診断ができます。
 
 
 さて,ここまで過去問の大切さについて話してきましたが,最後にZナビゲーターの私の経験談から一つ伝えたいことがあります。
それは「過去問を初見で解くチャンスは一度しかない」ということです。
入試では今までに見たことのない問題が目の前に現れますよね。その中で時間配分を考え,ときには解けない問題を切り捨てて,次に進む勇気も必要です。初見でその練習ができるチャンスは過去問1年分につき1回。限られたチャンスをぜひ大切に活用してください。
 
 中3生のみなさんに12月号としてお届けしているZ会の『過去問演習』では,過去の入試問題を解くだけでなく,過去問を分析した演習問題にも取り組むことができます。まず演習問題で弱点を徹底的にみつけて克服し,入試本番での最高のパフォーマンスをめざして,冬休み中に過去問に取り組んでみませんか?
 
 

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