入試傾向を知って,神戸・兵庫・長田高に1歩近づこう!

こんにちは。Zナビゲーターの卜部です。

この春に行われた兵庫県高校入試はチェックしてみましたか?今回はこの春の入試を分析してみました。
もう入試問題を見たという方も、これからという方も、ぜひ実際の入試問題と照らしながらこの記事を読んでみましょう。
入試傾向がつかみやすくなりますよ。

受験当日をイメージしてみよう!
2016年の試験日程は3/12で,9:00〜14:45という長時間にわたって実施されました。
当日の時間割は,国⇒数⇒社⇒理⇒英の順序で各教科50分です。
たとえば,中間テストの試験日にどんな気持ちの波があるのかをイメージすると,当日の自分の心情を想像できそうですね。

入試問題は難しいの?
定期テストと違って,
入試ではどの単元から出題されるかはわかりません。
ですので,「山を張る」「一夜漬けで挑む」といったやり方で高得点を取れる可能性は低いでしょう。
一方,どの分野もまんべんなく対策しておくと,大崩れすることもないでしょう。
地道にコツコツと勉強するタイプの受験生が報われやすい という見方もできますね。

▶Point◀ あの症状の原因は・・・?

「授業は理解できているのに,成績が安定しない」
「定期テストでは得点が取れるのに,実力テストでは問題が解けない」
というみなさん,おそらくその原因は経験不足にあります。

▶Point◀ 学校とZ会の両立=受験勉強。
全国の入試傾向を分析しているZ会の問題に毎月こつこつ取り組んでいけば,
その経験が必ず入試本番に生きてきます。
学校とZ会を両立して,入試本番に通用する対応力を身につけていきましょう。


では,具体的に教科別の傾向を見ていきます!



国語 
【一】敬語・慣用表現・季語
昨年度に引き続き,新傾向の問題形式。
敬語や慣用表現などの文法や語句,俳句の季語に関する知識問題が,1つの大問として問われた。
▶Point◀ 知識問題対策のペースメーカーに!
Z会の国語では,漢字や言葉などの国語の知識問題に重点的に取り組む「知識トレーニング」を毎月出題。
これに繰り返し取り組むことがそのまま入試対策になります。


【二】漢文

昨年度は示されていた解説文がなくなり,読みにくい印象をもったかもしれない。
設問の難度は高くなかったため,得点源にしたい問題だった。

【三】古文

例年の「読みやすい古文」という傾向に戻った印象。
神戸・兵庫・長田高をめざすみなさんは,全問正解をめざしたい。

【四】文学的文章・【五】説明的文章

記号問題や抜き出し問題が中心で,漢字の書き取りも出題された。
文章自体は読みやすいものの,消去法では解きにくい設問も見られた。
▶Point◀ 勘に頼らずに取り組みたい読解問題。
Z会の国語では,勘に頼らずに文章を読み解くための方法を学び,さまざまな文章を読みながら練習することができます。
入試に向けて段階的に実力をアップさせていきましょう。



数学
【1】小問集合
例年通りの基本的な計算問題。速く正確に解き進め,必ず検算するようにしたい。
▶Point◀ 間違えた問題に再チャレンジ!
Z会のiPadスタイルでは,ひとりひとりの間違えた問題を記録し,再度出題される便利なしくみがあります。
自分が苦手な形式にしぼって,効率的に復習することができますね。


【2】2次関数

定番の出題内容。「2次関数」の基本を押さえて,値域の求め方をしっかり理解できているかがポイント。

【3】資料の整理,文章題

「資料の整理」が大問として定着したようす。語句を正確に理解し,得点のとりこぼしがないように気をつけたい

【4】場合の数・確率,整数

いろいろな要素が融合した思考力の試される出題。
完答のためには,公立入試レベルよりもやや応用度の高い問題で演習を積むことが必要。

【5】ダイヤグラム,文章題

「距離・速さ・道のり」「1次関数」などさまざまな単元と融合した手ごわい出題。
グラフの意味を正確に把握しなければ答えが出せない問題もあり,多くの受験生が苦戦したと予想される。

【6】平面図形・円

前半の証明問題は,兵庫県入試の定番である穴埋め形式。完答をめざしたい。
最後の面積を求める問題は難度が高い。
例年,兵庫県の平面図形の問題は難度が高く,問題を解くのに時間を要する出題が多いため,
しっかりと対策を行っておく必要がある。

【7】空間図形

前半は易しい問題が中心であったが,後半は難度が高く,公立高校推薦入試レベルともいえる出題だった。
▶Point◀ Z会で思考力を試す良問にチャレンジ!
Z会の数学では,1問に思考力を養うための工夫を凝縮しています。
また,長文の文章題や思考力を試す問題演習も行えるので,入試で応用度の高い問題が出題されても安心です。


さて、国語と数学の入試についてまとめてみましたが、イメージがわきましたか?
中3生のみんなは入試対策の学習を始めているところかと思いますが、入試の出題形式を知ったうえで学習を進めるのが効果的です。
早めに複数年分の過去問をチェックし,一部でもかまわないので実際に解いて見るとよいでしょう。

入試を知って、みんなが神戸・兵庫・長田高合格に1歩近づけるよう、これからも私たちZナビゲーターがサポートしていきます!


連載バックナンバー