6年生5月号のてんさく問題は、
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あなたのあこがれの人をてんさく先生にしょうかいしましょう。 |
でした。さあ、みなさんからはどんな作品が届いたでしょうか?
さっそくチェックしましょう!
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1:短いけれどわかりやすい説明だね。どんな人なのか興味がわいたよ。
2:見ていると応援(おうえん)してもらっている気持ちになるなんて、とても前向きですてきな人なんだとわかったよ! |
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1:もともと歴史にあまり興味がなかったのにあこがれるようになったんだ。作文にひきつけられたよ。
2:卑弥呼のリーダーシップと自分の状況(じょうきょう)をうまく結びつけているね。応援しているよ! |
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1.しょうかいする中心を決める! |
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あこがれの人ですから、しょうかいしたいことがたくさんあるかもしれませんね。しかし、そのすべてをしょうかいしようとすると、「どのようなところにあこがれているのか」という肝心(かんじん)なところが伝わらなくなってしまいます。しょうかいしたいポイントをしぼりましょう。 |
2.具体例や理由をつけ加える! |
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あこがれの人について、「すごい」「尊敬している」という気持ちばかりを書いたのでは、どのようなところがすごいのか、なぜ尊敬しているのかが伝わらない文章になってしまいます。尊敬するようになった理由や、すごいと思うきっかけとなったできごとなどの具体例をつけ加えると、その人の魅力が伝わるしょうかいになりますよ。 |
今月のテーマはあこがれの人を紹介することです。あれもこれもと紹介するのではなく、中心を決めて、その人の魅力が伝わるような材料を選ぶことが大切です。最もあこがれている部分を取り上げ、その部分に対して具体例や理由をつけ加えていくことで、「やさしい」「勇気がある」だけではない説得力のある紹介文にすることができます。読み手を意識して、伝わりやすい文章を書くことの大切さを学びます。 |
あこがれの人の紹介では、その人に対する思い入れが強く、生い立ちなどをくわしく書きすぎてしまうことがあります。有名でない人を紹介する場合は、ある程度どのような人なのかを説明する必要がありますが、有名でだれもが知っている人を紹介する場合には、細かな説明は省いてもかまいません。あこがれる理由やきっかけに直接関係のないことまでくわしく説明していると、なぜあこがれているのか、どのようなところを紹介したいのかという部分がぼんやりしてしまいます。「説明はくわしいけれど、あこがれている部分にしぼって紹介したほうがわかりやすいんじゃないかな?」など、最も紹介したい部分を意識するようにアドバイスしてみるとよいでしょう。 |
2:自分だったら、と比べて書くことで、魅力(みりょく)だと思っている部分が効果的に伝わってきます。