6年生8月号のてんさく問題は、
『エブリスタディ作文』の4〜7ページの課題文を読んで、感想を書きましょう。 |
でした。さあ、みなさんからはどんな作品が届いたでしょうか?
さっそくチェックしましょう!
1:印象に残った理由が具体的でわかりやすいね。
2:物語から学んだことを最後にまとめると、感想文がひきしまるよね。 |
1:「実は自分も……」というのには引きつけられるよね。先を読みたいって気持ちになるよ。
2:物語には、人を変える力もあるんだね。 |
1.読書と自分の体験を結びつける! |
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印象に残った場面について、登場人物がどのような行動をしているのかをじっくり考えてみましょう。それに対して、「自分だったら……」「実は自分も……」と、自分の考えや経験(けいけん)に引きつけて考えてみましょう。そうすることで、自分らしい読書感想文を書くことができるようになります。 |
2.本や場面をとおして学んだことを書く! |
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物語の内容を自分に引きつけて考えることができたら、その本や場面をとおしてどのようなことを考えたのか、どのようなことを学んだのかをじっくり考えてみましょう。それを読書感想文に盛(も)りこむことで、文章がきりっと引きしまります。 |
今回は、「自分らしい読書感想文を書く」ことを目標にしています。読書感想文を書くことは、読書体験と自分の経験を重ね合わせる練習にもなります。同じ本を読んでも、感じること、考えることは人それぞれです。物語の内容を自分に引きつけて考えることで、自分だけの感想文にすることができるということを感じられれば、読書感想文に対する苦手意識も薄れ、本からさまざまなことを学べると実感できるはずです。 |
自分の考えや感じたことを書こうとするあまり、どの場面について言っているのかを書き忘れてしまうことがあります。そうすると、読み手は、書き手の考えと物語の内容のつながりをつかみきれなくなってしまいます。まずは、どの場面を読んで考えたことなのかを明確にすることが大切です。お子様の感想文を「場面の概要がつかめるかどうか」という視点で読んでみてください。そのうえで、あらすじだけにならず、場面をとおして考えたことや学んだことを書けているようであれば、おおいにほめてあげてください。 |
2:自分に引きつけて感想文を書くことができています。