6年生7月号のてんさく問題は、
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昆虫(こんちゅう)採集は環境(かんきょう)破壊(はかい)?(字数は400字以内とします)。 |
でした。さあ、みなさんからはどんな作品が届いたでしょうか?
さっそくチェックしましょう!
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1:理由を述べる時に、「まず」や「次に」という言葉を使っているから、とても読みやすいよ。
2:虫ぎらいをこく服した「イーブイ」さんならではの意見だね。「イーブイ」さんは、具体的にどんなことをしたのかな。 |
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1:マナーやルールを学んだうえで採集すればよいという提案には、はっとさせられたな。
2:反対派(はんたいは)の意見を予想して、それに対する反論(はんろん)を述べているから、主張に説得力があるね。 |
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1.さまざまな意見を聞いて、理由を考える! |
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まずは、昆虫採集に賛成か反対か、立場を決めなくてはいけません。決めるときには、一人よがりな主張にならないように、さまざまな人に意見を聞いてみることも大切です。さまざまな方向から考えてみましょう。 |
2.出てきそうな反論(はんろん)を予想して、さらに反論する! |
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立場を決めて、そう考える根拠(こんきょ)を示(しめ)したら、「もし自分が逆の立場だったら、どんなふうに反論するだろう」と考えてみましょう。そのうえで、「こんな反論が出てくるかもしれないが、しかし……」というようにさらに反論すると、説得力のあるひきしまった意見になります。 |
今月は、「昆虫採集」という事柄に対して、賛成か反対か立場を決め、自分の考えをわかりやすく主張していきます。6年生の段階では、「説得力のある主張」にすることが求められます。根拠をはっきり示すだけでなく、「反論を予想し、さらに反論する」という取り組みをすることで、客観的な視点で考え、読み手をうならせるような説得力のある意見にするこつを学びます。 |
今回は、賛成か反対か、必ずどちらかに決めて主張していく必要があります。「どっちもどっちで決められない」というお子様もいるかもしれませんが、立場をはっきりと決めるのも学習の一つです。迷っているようであれば、「お母さんはこう思うけれど、あなたはどう?」など、保護者の方の考えを聞かせてあげるとよいでしょう。そのときには、「絶対反対!」「反対するなんておかしい」などのように保護者の方が言いきってしまうと、お子様はその考えにとらわれてしまいがちです。あくまでもお子様ご自身の考えを引き出すヒントとして、「あなたはどう思う?」などと声をかけてみてください。 |
2:「採らなければならないのでしょうか」という、読者に問いかける表現がよいですね。文章にぐっとひきこまれます。