5年生7月のてんさく問題は、
自転車と自動車では、どちらがすぐれた乗り物だと思いますか。そう考える理由もふくめて、あなたの考えを書きましょう。 |
でした。さあ、みなさんからはどんな作品が届いたでしょうか?
さっそくチェックしましょう!
1:これはユニークな着眼(ちゃくがん)点だよね。
2:この表現(ひょうげん)って、すごく大人っぽい気がする。 |
1:夏の高原でのサイクリングなんて、楽しいだろうなあ。
2:楽しみながら、筋(きん)トレもできるわけだね。 |
1.二つの乗り物の特徴(とくちょう)をつかんで比べる! |
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どちらがすぐれた乗り物かを考えるには、まずは観察が大切です。自転車と自動車それぞれの長所と短所をあげてみましょう。比べて考えるからこそ、主張に説得力が出ます。 |
2.つなぐ言葉を使って、筋道(すじみち)立てて説明する! |
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意見を主張するには、わかりやすく説明することが大切です。すぐれていると思う理由を述(の)べるときには、「なぜなら」「一方」「たとえば」などの文と文をつなぐ言葉を効果的(こうかてき)に使いましょう。 |
今回は、自転車か自動車のどちらかを選び、意見を主張する練習をしていきます。読み手や反対の立場の人を納得させられるような文章を書くには、理由をじっくり考え、筋道立ったわかりやすい構成にする必要があります。今回の取り組みをとおして、筋道立てて論理的に意見を主張するこつが身につきます。 |
どちらかの乗り物を選んで理由を述べようとすると、つい選んだほうの乗り物のよい点ばかりをあげてしまいがちです。長所をたくさんあげるのはよいのですが、限られた字数ではそれぞれの長所をくわしく説明することができず、具体性に欠けてしまいます。お子様の作文を読んでみて、一つ一つの長所が説明しきれていないと感じた場合は、長所を一つか二つにしぼって、そこをほりさげて具体的に書くようにアドバイスしてみてください。また、選んでいない乗り物との比較をしてみるように声をかけてもよいでしょう。 |
2:安全性(せい)という面では、自動車の勝ちであることはまちがいないでしょう。