合格体験記

学校行事・部活動との両立と受験勉強について

早稲田大学・商学部合格
もけまる先輩

学校行事や部活動と勉強の両立、限られた時間をどう使えばいいのか、多くの方が悩んだ経験があるのではないでしょうか。憧れの大学に入った先輩方は高校時代、どのように過ごしていたのか、について紹介します。

今しかできないことを

京都大学・薬学部   M先輩

私は中高6年間、陸上部に所属していました。朝練もあり、土日もありの忙しい部活だったので両立はかなり大変で、高3まで続けていいのか不安に思うこともありました。しかし、運動部で時間が無い人は、限られた時間の中で効率の良い勉強を身につけることができる、引退のタイミングで切り替えがしやすい、体力がある分直前期に追い込みに有利、という大きなメリットがあります。私は部活が終わると疲れてしまい、夜に勉強ができなかったので、早起きして1~2時間勉強してから朝練に行くようにしていました。高校の時にしかできないこと、身につかないことはたくさんあります。後悔のないように、毎日を大切に過ごすようにしてください!

部活を受験に利用!

東京大学・経済学部   あまね先輩

私は中高時代、ESSに所属しており、二年間幹部として活動したので、部活のことに時間を取られてしまうことは多々ありました。受験が近づいてくると、勉強以外のことに時間を取られてしまうことに対し、焦りを覚える方もたくさんいるでしょうが、それを前向きに捉え、むしろ利用していきましょう!例えば私は英語の部活だったので、発音やリスニングを重点的に取り組み、受験勉強にも役立ったと思います。生物部や物理部の方も、同じようにできると思います。運動部の人も、勉強には体力が必要ですから、のちのち受験の役に立つと思います。それに何と言っても、部活に熱心に取り組めるのは中高生のうちです。今はしんどいなと思うこともあると思いますが、きっと良い思い出になりますよ。

ワンポイント・アドバイス
  • 1週間の計画表をつくる(部活等の予定を含めて)。 (東京工業大学・生命理工学院 とまと先輩) 
  • 高2の秋、部活の試合で土日がつぶれ勉強時間が足りなくなった。学校の休み時間も勉強したりして、時間を無駄にしなかった。 (名古屋大学・工学部 バボラ先輩)
  • 周りの人に流されず、自分の頭で考えながら勉強をどのようにすすめていくか決めた。また、睡眠時間は絶対確保し、早起きして勉強するようにした。 (一橋大学・社会学部 ちーこ先輩)
  • 部活は6時までで、その後8時まであいていた自習室にほぼ毎日行っていた。そして家に帰ってからはずっと自由時間、ということにしていた。このように毎日のリズムを決めてやるとよい。 (東京大学・理科一類 こーた先輩)
  • 部活や行事に全力で取り組んでいたため、受験勉強を本格的に始める時期は周囲より遅くなった。その分、1~2年では定期考査を頑張って基礎を固め、3年から志望校に最適な教材で演習・添削・復習を受けるようにした。 (京都大学・文学部 ぽんず先輩)