合格体験記
受験勉強と定期テスト対策の両立について
高校生活を送るうえで避けて通れないのが「定期テスト」。受験に向けて計画を立てていても、やはり定期テスト前はその対策もしなくてはなりません。
1・2年生の間はどのような心構えで定期テストに臨めばよいのでしょうか。
憧れの大学に入った先輩方の勉強法を紹介します。
苦手ノートをつくる
定期テストとはどんな役割があるのでしょうか。主に学期ごとに行われる定期テストは、その学期に学んだことがきちんと理解できているかの復習テストに当たると思います。ということは、重要なポイントが詰まったテストだということです。私は高校生の頃、先生から定期テストを復習することを勧められ、復習ノートを作っていました。テストで間違えた問題を切り取ってノートに貼り、もう一度解き直しをしました。出来上がるノートには自分の弱点だけが詰まっており、苦手ノートが完成します。このノートを模試前などに解き直せば、効率よく重要なポイントの弱点補強を行うことができるのでオススメです。
無駄にするのはもったいない! 定期テストの活用法
定期テストは決まった範囲の中での試験なのでそれをペースメーカーにして勉強しておけばすべての範囲の基礎を身につけられて受験期に一歩リードできます。私の場合は、だいたい2週間前から試験範囲の内容を確認して問題集などに取り組んでいました。まだ部活があって時間がない人も多いと思いますが最低限、基礎の部分を固めてそこからできる範囲で勉強をするのが良いと思います。試験範囲の内容が身についていないと次の分野の理解が難しいことがあるので基礎の部分はしっかりと押さえましょう。
「受験勉強と定期テスト対策の両立」ワンポイント・アドバイス
- 切りかえが大事。(東京外国語大学・国際社会学部 春先輩)
- やることリストを作り予定の大枠を決める。(東京工業大学・物質理工学院 hirokat先輩)
- 普段通りの生活を入試直前まで続けられるぐらい、1、2年のうちから「普段」のレベルを上げておきましょう。(東京大学・文科3類 満土梨瑠先輩)
- 定期テスト前にテスト範囲だけZ会の添削問題を解いてみた。応用問題対策になった。(筑波大学・生命環境学部 てるりん先輩)
- 本科のZ Studyをつかって、テストの出題範囲を定期テスト前に解いた。(東京工業大学・ 工学院 k-kawa先輩)