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学際学部系統

概要

学問系統にとらわれない学問

新しい枠組みの学問や総合的な学問であるゆえに、既存の学部系統では上手く分類できない、また、研究テーマがいくつかの異なる学問分野に横断的に関係している場合に学際的な学問と呼ばれます。
このように学術的な都合が大きいため、皆さんが学部を選ぶ際には、自分のやりたいことと合致しているかどうかを見極めればよく、特に意識をする必要はありません。ただ、学際的な学問は系統だった説明が難しいために、様々な紹介から外れる可能性があります。自分のやりたいことを起点に、自ら探さないと出会えない学問でもあります。
学問対象の範囲が広いため、卒業後の進路は様々です。学際特有の幅広い視野を活かす一方で、何を専門にするかの見極めも大切になります。

主な学問領域

感性情報学、教養学、航空・宇宙工学、認知科学、感性デザイン学、生活文化学、環境リスクマネジメント学、キャリアデザイン学、人間科学、人間環境学、図書館情報学、国際理解学、国際総合科学、総合社会科学 ほか
※他の学部系統に含まれている場合もあります

学際学部系統 卒業後の進路例(卒業生の就職先・キャリア例)

学際学部系統の卒業後の進路(卒業生の就職先・キャリア)の一例をご紹介します。

  • 博物館でデジタルミュージアムを担当
    博物館でデジタルミュージアムに関する業務を担当。大学で学んだデータベース作りやデジタル情報加工の知識を活かしている。
  • 図書館司書として資料検索システムの改良研究などにも従事
    難易度の高い採用試験に合格し、日本中多くの図書館に司書として勤務。資料検索システムの改良研究などを行っている。
  • 大学付属高校の「情報科」教員鼎談全文公開中
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • パイロット志望から整備士の道に転身
    身体検査にパスせずパイロットの道をあきらめた。しかし、航空会社整備部門に合格。今は整備士国家試験のために猛勉強中。
  • 航空宇宙学に転専攻し、コンピューター会社で活躍
    実機訓練がうまくいかず訓練中止となる。専攻を変更して優秀な成績で卒業。今はコンピューター会社で活躍中。
  • パイロットとして国内線の副操縦士を担当鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。
  • 介護用ベッドメーカーの営業職として活躍
    一般家具のほか福祉用品も扱うメーカーに就職。大学で学んだ福祉関係の知識を活かし、医療や介護現場へ向けての提案もできる営業職として活躍。
  • 文具メーカーで商品の企画・開発に従事
    大学で学んだものづくりのスキルと知識を活かし、文具メーカーの商品開発部門に就職。すべての人が使いやすい商品の企画・開発に励んでいる。
  • アトリエ系建築設計事務所で設計から工事監理まで担鼎談あり
    ※鼎談で詳細を知ることができます。

学際学部系統の大学・学部紹介

学際学部系統の学部に進学した先輩達の大学・学部選びや学生生活、就職先やその後のキャリアプランを、先生、卒業生、大学生の3者の対談【鼎談(ていだん)】を通じて具体的にご紹介します。

  • 筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類鼎談全文公開中

    「情報科学類」・「情報メディア創成学類」・「知識情報・図書館学類」の3つの学類から構成されています。あらゆる情報分野を学ぶことができ、将来の情報科学・情報技術を担う人材の育成を目指しています。

  • 東海大学 工学部 航空宇宙学科 航空操縦学専攻

    今回紹介する航空操縦学専攻は、全日本空輸㈱との産学連携のもとに実現したプロパイロット養成コース。東海大学の前身は航空科学専門学校という一面があり、同大学にとってゆかりの深い学科です。航空宇宙学科には、他に航空宇宙学専攻があります。

  • 東洋大学 ライフデザイン学部

    乳幼児から高齢者までの生活・余暇・健康・住まいや都市の環境について学び、すべての人々が幸せに生きていくための、より良い生活と環境を具体化するライフデザインの手法を学びます。