聖徳学園の教育方針は、「自らの強みを伸ばし、世界とつながり 新しい価値を生みだす人を育てる」。
世界を舞台に活躍するために、「探究する力」「適応する力」「実行する力」を養い、ICTを活用した主体的・対話的な授業が行われています。

10クラス行われた公開授業の中から、抜粋してご紹介いたします。

■英語-高校1年生

授業は原則、全て英語で進行していきます。

冒頭に生徒同士での英語を用いた質問活動の後、「2020年オリンピックマスコット投票」を題材とした英語によるディスカッションが行われました。
グループごと、どのマスコットがふさわしいかを英語使って議論し、その後、グループの考えを順に発表していきました。
意見交換も行い、最終的にクラスで最もふさわしいものが1つ選ばれました。

その後、リーディングやリスニングも実施。
内容の振り返りも行われ、全体を通して、英語の4技能を伸ばし、英語を使うことを意識した授業が展開されました。

■プログラミング-中学1年生


Swift Playgrounds と Sphero(球体ロボット)を用いたプログラミングの授業。
生徒は自身で作成したプログラムをもとに、試行錯誤しながらコースの達成を目指します。

「どこがまずかったんだろう。」
生徒は真剣に自身のプログラムを確認します。
何度も失敗しても、一人ひとりが夢中に課題達成に取り組む姿が印象的でした。

■美術-中学1年 音楽-中学2年

"Science, Technology, Engineering and Mathematics" のSTEMに "Art" も加え、STEAM教育の取り組みも行われていました。

美術では、 「空気遠近法」の基本を用いて風景画を描きます。iPadの風景画をお手本に、グループで仕上げていきます。
音楽では、GrageBandというアプリを用いて、リズムアンサンブルを作成。視覚的に音を操作しながら、工夫して音楽をつくり上げていました。

最後に

どの教科の授業も工夫されており、大変興味深い内容でした。
何より、生徒一人ひとりが主体的に授業に参加し、学びを心から楽しんでいる様子が伝わってきました。

先生と生徒がiPadの強みを活かし、道具として使いこなす、ICTを使った学びのシフト。
多様な学習体験を通して活きた学び場が創り出されているように感じました。

ご紹介させていただいた学校

公開日:2018/03/01