Z会の学習進度に合わせることで、早い時期から入試を意識

■Z会受講歴
【中3】
英数国理社
【高1現在】
英語・数学・科学

毎日コツコツZ会に取り組んでいた中学時代

【青地】Directionerさん 【黒字】Z会

Directionerさんは中学時代、どんな勉強をしていたの?

テスト週間以外は基本的にはZ会をやっていました。平日はある決めた日にガッと取り組むのではなくて、趣味の読書などの「やりたいこと」をやる以外の時間でZ会にコツコツ取り組むという感じですね。

コツコツ続けるのって難しいことじゃない?

逆に毎日ちょっとずつやっていく、という感じだったので「ずっと勉強していなければいけない」というプレッシャーがない分、苦しさは感じませんでした。

習慣化していたんだね。そのほかに何か予習・復習はしていた?

いえ、基本的にはZ会だけですね。ただ、Z会の進度が学校よりも速かったので、「Z会をやること=予習をやること」になりました。

じゃあZ会の使い方としては「学校の単元に合わせて進める」ではなく、「Z会の学習リズムをベースに日々の勉強に取り組んでいた」という感じなのかな?
はい、Z会の進度そのものが「これは高校受験に合わせた進度なのだ」と思っていたし、学校に合わせていると間に合わなくなるかもしれないから、Z会に合わせて取り組むようにしていました。

理想的な使い方をしてくれていてとてもうれしい! この使い方は保護者の方からのアドバイス?

母の受け売りです(笑)。私の場合は独自にやり方を見つけるというよりは、誰かのアドバイスを取り入れて実践するタイプでした。

テスト対策についても聞いていい? 答えてくれたアンケートによると、「課題は2週間よりも前に取り組んだ」とあるよね。これは普段の学習の一部を定期テスト対策にしていた、ということだよね?
そうですね。できるところからちょっとずつやるようにしていました。たとえば数学なら「この単元くらいまでがテスト範囲になりそうだな」というところをあらかじめ目星をつけておいて、土日など時間に余裕があるときに取り組むようにしていました。とくに数学は苦手だったので、課題は早めに終わらせようと思っていました。
それで、テスト直前はZ会の『定期テスト攻略ワーク』や、本屋さんで自分で買ってきた問題集を使うようにしていました。あとは、Z会の「添削済答案」の復習をテスト期間にやっていました。

なるほど。それってどんな感じで計画を立てていたの?
あ、今日メモを持って来ています。でもキレイに書いてあるメモじゃないので、見せるのは恥ずかしいなぁ……。

どれどれ? ちゃんとまとまっているじゃない。これ、後輩にもぜひ見せてあげようよ。ということで、Directioner先輩の計画表を特別公開!
じゃーん!



この計画表を立てるときに気をつけたことは?
テスト日までにやるべきことを、To Doリストの形式で書き出すようにしていました。これを机の前に貼っておくと、いつまでに何をやらなければならないのかを意識して勉強することができます。

こういった計画は、常にテスト2週間以上前から立てていたの?
そうですね。テストがある月に入ったころ…、3週間前だったり2週間前だったりするんですが、「そろそろだな」と思ったらルーズリーフにまとめていました。…で、こうやって計画を立てるとわかるのですが、簡単に終わらせることができる課題ってあるじゃないですか、「理科の授業ノート」とか。そういう簡単な課題についてはさっさとやってしまって、保健のレポートなどすごく時間がかかるものは早めに始めて、社会などの暗記科目は直前にできるように時間を確保していました。

旭丘に行くためには内申点が大切になると思うんだけど、中1のころからそこは意識して勉強していた?

そうですね。実際に調査書に載るのは中3の成績だけですが、中1で「3」しか取れなかった科目を中3で「5」にするのはすごくたいへん。だから、中3でベストスコアが出せるように中1の間から4以上を取れるようにがんばっていました。

Directionerさんは上手にZ会をテスト対策に活用してくれているけれど、テスト期間中にZ会がたまったりしなかった?
正直なところ、そこは苦労していました。Z会は普段の勉強のなかでコツコツやることが大事だと思いますが、テスト週間はテスト対策に集中すべきだと思ったので試験範囲以外の分野は見ないようにしていました。

やはりテスト前にテスト範囲以外の勉強をするのはたいへんだったよね。皆さん、2016年度からの高校受験コースでは「iPadスタイル」「テキストスタイル」ともに“テスト1週間前はテスト期間として、通常の学習はお休みできる”スケジュールになっているので、そこは心配しなくて良くなりました!
お休みできるのはいいですね。

高校生活とZ会

さて、最後になるけれどZ会に取り組んできた習慣は高校でも生かされていると思う?
思います。授業が終わってからすぐに問題に取り組めるのは、中学時代から毎日取り組む習慣をつけてきたからだと思います。旭丘の人たちのなかには「ためておいて一気にやる」という人もいますが、私はコツコツやった方がいいんじゃないかな、と思っています。


ありがとうございました。コツコツ型の勉強はZ会としても常にオススメしている勉強法です。習慣にするまでは少し大変かもしれませんが、一旦習慣にしてしまえばDirectioner先輩のアドバイスにあるとおり「勉強しなければならない!」というプレッシャーから開放されますよ!ぜひ皆さん参考にしてくださいね。

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著者プロフィール

旭丘・岡崎合格チーム

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