高1・高2生向けコース 中高一貫大学受験コース高2 [本科]数学
高1・高2生向けコース 中高一貫大学受験コース高2 [本科]数学
中高一貫校で学習している2015年度高2生向けの数学については、進度によってコースが変わります。
数IIBまでの単元学習を終えられている方(高1のときに進度2.0年で学習されていた方)……「中高一貫大学受験コース」(このページ)となり、高2から大学受験のための演習を始めます。
数IIBまでの単元学習を終えられていない方(高1のときに進度2.5年、3.0年で学習されていた方)……「中高一貫コース」となり、単元学習を行います。 →中高一貫コースのページへ
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●中高一貫大学受験コースの学習プログラム
中高一貫校に通う高2生のために、特別な学習プログラムをご用意。とくに進度がはやい数学は、「中高一貫大学受験コース」でいち早く入試対策をスタートします。
「最初の8カ月間で問題の読み解き方を見につける→高3の12月までに実戦演習で応用力を磨く→入試直前に最終調整する」という段階的な学習プログラムを設定。
高2の間に出題意図の読み解き方を身につけられるので、高3ではじっくり応用力を磨くことができます。
高2[受講開始から8カ月間]……実戦トレーニング期
分野の枠を超えた一歩先の演習で、「数学的な考え方」を伝授!
実戦トレーニング期では、分野ごとの学習では身につけられない、以下の考え方を養成します。
◎総合問題を、分野ごとの学習の内容に落とし込んで考えるための、解答方針の立て方
◎あらゆる分野の問題に対応できる、分野を横断した考え方
◎教科書には登場しないため、演習の経験が勝負を分ける問題への対応の仕方
これらについて、まずは、必修テーマで例題をもとに丁寧に手ほどき。さらに、問題と解説で、手強い問題も確実に解けるようにします。
高3の12月まで……実戦演習期
本質を見抜き、結びつけ、表現することに特化した出題、解説、指導!
入試では、当然、「本問のテーマは対称性です」などとは書かれていません。
そこで、実戦演習期では、自力で問題の「本質」を見抜き、これまでに習得した内容と結びつけて解く問題を出題。
解答の筋道を立て、答案に表現するというステップで、「数学的な考え方」を応用する力を磨きます。
添削指導では、問題のポイントを見抜いて解答できているかをチェックします。
高3の1~2月……直前演習期
計算力、発想力、論証力。各大学が重視する力を重点的に鍛える!
入試では様々な力が問われ、重視される内容は大学によって異なります。
例えば、東大では、解法を見出す思考力と論理的に説明する表現力がとくに必要。
そこで、直前演習期では、入試の形式・傾向を踏まえた問題で、実戦トレーニング期・実戦演習期に培った考え方を発展させ、合格のカギとなる力を完成させます。
大学ごとに必要となる力を鍛え上げ、合格を確実なものにします。
●コース別講座紹介
「中高一貫大学受験コース」では、各大学の入試に必要な力を段階的に養います。
志望大に応じて、受講講座を選択してください。
東大コース
東大数学に必要な「思考力」「表現力」「総合力」が自然と身につく
東大は、高校段階までに身につけてほしい数学の力として「思考力」「表現力」「総合力」を挙げています。
これらは、一朝一夕に得られるものではなく、磐石な基礎の上に「意味のある学習」を積み上げてはじめて習得できるもの。
本講座では、必修テーマの習得から即応演習までを通して、問題の本質を理解し、正しくとらえる思考力を養成。
添削指導では、その過程と結果を表現する力を磨き上げ、東大が求める力を育みます。
京大コース
「本質を見抜き、正しく論証する力」を鍛え上げる!
京大数学でカギとなるのは、「問題の本質を見抜く力」と「正しく論証する力」です。
本講座では実戦トレーニング期で、京大数学の「本質」となるような必修テーマを習得し、さらに実戦演習期、直前演習期で、それらの必修テーマを見抜き、解答の道筋を見通す力を高めます。
また、添削指導は、「正しく論証する力」を養う上で非常に有効。
答案が入試で通用する論証となっているかどうかを重点的にチェックし、実力を伸ばします。
医学科コース
高難度の問題を、すばやく正確に処理する力を磨く!
医学科数学では、難度の高い問題に対して、スピーディに、高い精度で対応できる力が求められます。
要領よく解きこなす必要があるため、「問われている本質」、「外せないポイント」の見極めが必須です。
本講座では、実戦トレーニング期で、こうしたポイントを系統立てて身につけます。
そして実戦演習期から直前演習期にかけて、これらのポイントを見抜き、かつ的確に処理する練習を積み、医学科合格に必要な力を完成させます。
難関国公立コース
初見の問題に対応する力、思考過程を答案に表現する力を養成
難関国公立大数学では、初見の問題に対応できる力が必要です。
そのためには、分野別に演習を積んでいるだけでは不十分。
問題のとらえ方、これまでに学んだ内容との結びつけ方、思考過程の答案への表現の仕方を身につける必要があります。
本講座では、実戦トレーニング期で「問題のとらえ方」を、実戦演習期で「結びつけ方」を、そして全期を通して答案への「表現の仕方」を身につけて、合格に必要な力を養います。
早慶コース
様々な形式に対応できる、問題の根底にある考え方を習得!
早大・慶大数学の形式は、学部によって様々ですが、共通して必要なのは、短時間で出題意図を理解し、要領よく計算して解き進めること。
そして、合否を分けるのは、「今まで解いてきた問題と少し違う」と感じる問題です。本講座では、入試本番への対応力を養うことを重視。
分野や問題単位で演習するのではなく、根底にある考え方を身につけ、道筋を見通す力を高める演習で、入試に通用する理解力や処理力を伸ばします。
難関私大コース
一問一問を「点」ではなく「線」でとらえ、本質的な理解を深める
難関私立大の理系数学の出題形式は、記述式からマーク式まで様々ですが、共通して必要なのは、初見の問題で「あの問題で使った発想が応用できる」と気づき、それを答案に表現することです。
そのためには、一問一問を「点」として学習するのではなく、そこにある「数学的な意味」を「線」としてとらえて理解することが大切です。
本講座では、必修テーマや添削問題、添削指導を通して、このような本質的な理解を最重要視し、効果的に養います。
※東大コース、難関国公立コース(一橋大、東京外大志望者)の実戦演習期と直前演習期にはリスニング問題を出題します。
※「中高一貫大学受験コース」は、ご登録いただいた志望大学に応じたレベルの問題をお届けします(同じコース内でも、志望大学によって問題のレベルは異なります)。
【対象大学】
東大コース:東大(理科三類を含む)
京大コース:京大(医学部医学科を含む)
医学科コース:医学部医学科(東大理科三類、京大医学部医学科を除く)
難関国公立コース:北大・東北大・筑波大・千葉大・東工大・一橋大・東京医科歯科大・名大・阪大・神大・広大・九大 など(医学部医学科を除く)
早慶コース:早大・慶大(医学部を除く)
難関私大コース:上智大・津田塾大・東京理科大・明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大・同志社大・立命館大・関西大・関西学院大など
●実戦トレーニング期 必修テーマ(コース共通)
月 | 1回 | 2回 |
---|---|---|
1カ月目 | 対称性1 | 対称性2 |
2カ月目 | 文字の扱い | 方程式・不等式 |
3カ月目 | 座標と図形 | 論証問題 |
4カ月目 | 図形問題1 | 図形問題2 |
5カ月目 | 整数問題1 | 整数問題2 |
6カ月目 | 最大・最小問題 | 見通しの立て方 |
7カ月目 | 予測と吟味 | 文系の定石1 |
8カ月目 | 文系の定石2 | 文系の定石3 |
理系数学
月 | 1回 | 2回 |
---|---|---|
1カ月目 | 対称性1/2次曲線 | 対称性2/極座標,極方程式 |
2カ月目 | 文字の扱い/複素数平面1 | 方程式・不等式/複素数平面2 |
3カ月目 | 座標と図形/複素数平面3 | 論証問題/関数 |
4カ月目 | 図形問題1/数列の極限1 | 図形問題2/数列の極限2 |
5カ月目 | 整数問題1/関数の極限 | 整数問題2/微分法1 |
6カ月目 | 最大・最小問題/微分法2 | 見通しの立て方/微分法3 |
7カ月目 | 予測と吟味/積分の計算1 | 理系の定石1/積分の計算1 |
8カ月目 | 理系の定石2/面積 | 理系の定石3/体積 |