体調管理は大切

京都大・教育学部

▲雪が積もる京都の冬です。

私は入試本番の1週間前に体調を崩してしまい、ここまでがんばってきたのにもう試験を受けることはできないのではないかと絶望した経験があります。幸い体調はすぐに回復して無事に入試を受けることができたのですが、自分の体調管理の甘さを痛感しました。入試本番が近づき、受験勉強がラストスパートに入ってあとひと踏ん張りしなければいけない時期ですが、だからこそ勉強と同じくらい体調管理にも気を遣ってほしいと思います。いくら知識や思考力を身につけても、ハードな試験を乗り切る体力がなければそれを発揮することはできません。寒い日が続くので体を暖かくして、手洗いうがいや十分な睡眠、栄養のある食事を意識した生活を心がけてほしいです。

(2年 かりん)

後悔はいつでもできる。でも、備えは今しかできない。

京都大・文学部

1月行く、2月逃げる、3月去る。受験シーズンは、あっという間に終わってしまいます。本番を控え、多くの人が焦りを覚えていることと思います。私も大学入試の直前、買ってある参考書や過去問が半分も終わっていないことに気づき、愕然としました。「あんなに参考書買うんじゃなかった」「せっかく買ったのに…」などいろいろな思いが頭を駆け巡りましたが、「これまでに間違えた箇所を、もう間違えぬよう徹底しよう」「基本的な問題、差がつく問題を固めよう」と気持ちを切り替え、何とか合格することができました。「あの時〜しておけばよかった」は何度も、誰にでもある思いです。今はどうか、自分を悔いたり責めたりせず、来るべき本番への備えに集中してください。受験が終われば、春が来ることでしょう。

(2年 ぷう)

受験直前、逃げない心

京都大・教育学部

▲メンタルケアには神頼みも◎(北野天満宮)

受験直前に大切なことは、まず何よりもメンタルを守ること、無事会場までたどり着くことです。私は京大入試の直前、第2志望だった早稲田大に合格したことがきっかけで一度燃え尽きてしまいました。自分が本当に京大に入りたいのかがわからなくなり、踏ん張りが効かなくなったような状態です。私は親に不安を話して、「会場まで行く」ことを目標にすることで、何とか諦めず乗り越えました。成績が順調に伸びていても、テストの結果が悪くなくても、受験は魔物、調子が崩れるきっかけは思わぬところに潜んでいるのです。家族や友達に頼りながらでも、みなさんが乗り越えられることを願ってます。

(2年 わ)

「普段」を「本番」どおりに

九州大・法学部

▲毎日電車の中で見ていた、直前確認用のノートです。これを見て、今日が本番だ!と気合を入れていました。

1月に入ると、すぐに共通テストがやってきます。過度に緊張しやすい私は、試験本番をほどよい緊張感で迎えられるよう、工夫をしていました。「本番は普段どおりがんばれ」、とよく言われますが、緊張していてかつ場所も雰囲気も違う中で、「普段どおり」とは酷な話です。そこで私は、普段を本番どおりにしようと考えました。試験本番に乗る予定の電車と同じ時間の電車に乗って通学し、「今日が本番だ!」と思いながら、電車内で見る参考書を決め、学校に着いてからは、まず試験に必要な筆記用具や腕時計を机の上に出した後、トイレに行き、勉強を始める、という流れを繰り返しました。普段を本番どおりにした結果、本番は普段どおりに行動でき、過度な緊張もせず、自分の力を最大限発揮することができたと思います。

(2年 飛梅次郎)

諦めないことの重要さ

青山学院大・コミュニティ人間科学部

▲試験が終わった後、駅に向かう途中の写真です。試験に手応えがあったうえに空がとてもきれいで、すがすがしい気分で撮りました。この日の試験に無事に合格できたので、今でもお守りのような写真です。

いろいろな大学の試験を受けて、「最後の瞬間まで知識を詰め込む」という意気込みの重要さを実感しました。学校の定期テストでも経験がある人もいるかと思いますが、入試でも直前に確認したところが出る、ということがかなり多くありました。同様に、受験帰りの新幹線の中で、次の試験に備えて参考書を読み返したところ、その日の試験に出てきてわからなかった部分の答えを見つけて、非常に悔しい思いをしたこともあります。試験会場で、参考書をしまうように指示されるその瞬間までは、いくらでも知識を詰め込むことができます。試験中に自分の力を信じられるように、また後悔のないように、最後の瞬間までを大事にしながら受験勉強に費やしてほしいと思います。

(2年 きりんさん)

受験勉強の基本

千葉大・文学部

▲『日本史の論点-論述力を鍛えるトピック60-』/駿台文庫
 大学受験の時に使用していた参考書です。

私が受験勉強で意識していたポイントは、やることを2つに分類して取り組むことです。今までの勉強で不安要素があるものと、そうでないものに分類し、不安要素があるものについては教科書や学校の問題集を使って一から理解し直すための復習をしました。一方で、それまでの勉強で不安要素がないものについては、それまでに勉強したことを受験レベルに引き上げるための復習や、夏休み明けに習うことの予習をすることに時間をあてていました。私が今いる大学の文学部を選んだのは、日頃から言葉に触れることが好きで、時代を問わず幅広い言葉を学べることが理由です。高1のときから漠然と学びたいことが決まっていたので志望学部も文系を選択しました。入試本番で成果を発揮するための基本は、やることをしっかり把握すること、大学で学びたいことを思い描くことだと思います。

(3年 ー)

入試直前でつらい時こそ、友達と助け合おう!

大阪教育大・教育学部

▲友達と一緒に問題を考えている写真です。黒板は広々使えるので、問題を考えやすいですよ!

入試直前期になると、高校の授業はなくなり、学校に毎日行かなくてもよくなります。学校に行きたい人は学校に行って勉強ができ、逆に自宅で勉強することもできます。共通テストが終わってから、個別試験が始まるまでの約40日間、僕は毎日学校に行って勉強するようにしていました。家で一人で勉強していると誰とも話さないので、息抜きに誰かと話をするためです。僕はよく数学や理科の問題を友達と一緒に黒板を使って考えていました。入試直前は、緊張することも多いと思いますが、友達と会ってしゃべることを通じて落ち着いたり、一緒に問題を考えたりすると、友情が深まることも多いですよ! ぜひ、一緒に勉強できてよかったと思える友達をつくってください!

(2年 ゆっきー)

オンラインの合格発表

大阪大・工学部

▲入試が終わってから合格発表までの間、よく神社に合格祈願しに行っていました。

入試が終わってから合格発表の日までずっとそわそわしていて落ち着かず、いろいろな神社に合格祈願しに行っていました。私の代の合格発表はオンラインでした。パソコンをひらいて、お守りを握り、心臓をバクバクさせながら合否発表のボタンを押したことを今でも覚えています。合格していたものの信じることができず、3回ほどボタンを押して確認してからようやく本当に合格しているのだと理解し、喜びました。発表後は、学校の先生に電話したり、親戚に電話したり、忙しかったです。オンラインの合格発表は一緒に発表前の緊張を味わう人がいないので味気ないと思われがちですが、意外と掲示発表より緊張するかもしれません。

(3年 ぷりん)

結局最後は心のもちよう

大阪大・外国語学部

▲志願先変更により事前にオープンキャンパスに行けなかったため、入試日にキャンパスを回りました。当時はその大きなキャンパスに圧倒されました(大阪大学豊中キャンパス)。

私は共通テストの失敗が原因で、1月下旬に国公立大学の出願先を変更しました。そのため個別試験対策も1カ月しかできませんでした。しかし、そういう時ほど今までの勉強の積み重ねがものをいうのです。私は最後の詰めがしっかりできたので、自信をもって試験に臨み、晴れて合格することができました。志願先変更により、傾向や対策が多少変化しても学力という求められている本質的なものは変わりません。入試直前期において大切なことは強い意思と自信です。失敗してしまった時でも、まだ途中で軌道修正が可能ならば気持ちを切り替えて、変更先の合格を目指して諦めないでください。今までがんばってきたのだから大丈夫! その心があなたの背中を押してくれます。

(2年 ざわ)

直前期、ルーティンの確立を!

東京医科歯科大・医学部

▲運動して頭をスッキリさせるため、散歩する時間も大切にしていました。

大学入試直前の思い出について書きたいと思います。直前期は、3日の周期を決めて、最初の2日間で過去問を1年分本番と同じ時間帯に解き、夕方~夜と3日目にかけて、採点と解き直し、誤答分析、基礎知識や解法の確認、類題演習に時間を割いていました。このサイクルを繰り返す中で、過去問を解くうえでうまくいった原因と失敗した原因を分析し、それを次の過去問演習で意識していき、徐々に点数を上げていくことができました。一つひとつの過去問を本番と同じ姿勢で取り組むために、毎日決めた時間に起き、食事をとるルーティンを大事にしていました。その中で、さまざまな面で支えてくれた家族に感謝します。みなさんも、支えてくれる人への感謝を忘れず、頑張ってください!

(2年 よぺぺ)

出願先選び

東京大・理科二類

▲当時進学を決めた大学に、入学前に一度訪れて撮った桜です。

共通テスト後に出願先を決める時の判断はとても重要だと思います。第二志望以下の大学についてあまり調べられていなかったとしても、まだ遅くないので、それまでの思い込みに囚われず視野を広く情報収集し、出願先を定めることが肝要だと痛感しました。私は、周りの人の話などから漫然と第二志望を決めていましたが、直前に母のアドバイスでより自分の得意を生かせる入試方式の大学に変えたことで、後悔もなく春からの進学先を得ることができました。受験勉強では自分で考えることはもちろん大事ですが、後悔のない将来のために周りの人のアドバイスにも耳を傾け、また、計画性をもって決断してください。

(2年 Christina)

入試本番、予想外のハプニング

東京大・文科一類

▲あの日の原因不明の出血以来、大切な日には絆創膏を持ち歩くようにしています。

地歴の試験の直前「机の上の物をしまってください」の指示と同時に、私は左手人差し指から出血していることに気づきました。これでは解答用紙を汚してしまう…! 焦る私に絆創膏を渡してくれたのは、隣の席の受験生。思わぬところで人の優しさに触れ、なんとなく緊張がほぐれたことを覚えています。合格発表の日、ネットの掲示には、私の番号も、あの優しい隣の人の番号もありました。周りの受験生は、ライバルであると同時に仲間。この難しい試験に向けて、ここまでそれぞれの場所でがんばってきた戦友。蹴落とし合うのではなく、お互いにエールを。そう思っておくと、肩の力が抜けて、心の余裕ができ、合格に近づくかもしれません。

(2年 るな)

合格発表時の思い出

東京大・理科一類

▲合格通知書。速達で届けてくれた配達員さんも一緒に喜んでくれました。

合格発表時の思い出は、身近な人がたくさん祝福してくれ、一緒になって喜んでくれたということです。合格を報告した瞬間、涙を流して喜んでくれた祖母、帰宅と同時にすごい勢いで駆け寄って祝福してくれた両親、電話越しに興奮した声で祝福してくれた予備校の先生、そのすべてのようすを今でも鮮明に覚えています。想像以上に皆が喜んでくれたことに驚くと同時に、がんばってよかったと思った瞬間でした。合格した時、周りの身近な人は本当にまるで自分のことかのように喜んでくれます。もちろん受験は自分の将来のためにがんばるものではありますが、身近な誰かを喜ばせたい、そんな思いも時には辛い瞬間の支えになるかもしれません。合格した時のようすをイメージして、モチベーションにするととてもいいと思いますよ。

(2年 ぽっぽ)

自信を保つ裏技

立教大・文学部

▲試験会場の隣にあった神社です。

大学入試本番に近づいてくると、「本当に受かるのだろうか」などと妙な不安に駆られたりすることが多くなるのではないでしょうか。ましてや入試の当日は、わからない問題が出てくるとなおさらその不安は増大していくかもしれません。入試本番、問題を目の前にして不安が頭から離れなかった私は、何としてもそれを取り払いたいと思い、昼休みに思い切って試験会場の外に出て散歩することにしました。たまたま会場の横に神社があったので、お参りもしました。入試は自分自身との戦いですから、最後は自分を信じることが大事です。これ以上ないくらいに努力してきた、という実感が何よりも自信につながります。ですが、それでも不安なときは神頼みしてみるのもよいかもしれません。試験中の外出の可否の確認を忘れずに。

(2年 鈴鹿)

高校三年間でつかみ取った合格

京都大・工学部

▲コロナ流行前最後の合格掲示です(特色の人のみなので小さいですが)。

実は私は、特色入試という制度を利用して大学に入学しています。ただ筆記試験を受けるだけならその学力の向上に努めるだけでよいですが、私はそれに加えて、入学後にどのように学び、将来何がしたいのかを書く「学びの設計書」と高校までの活動を報告する「顕著な活動実績」という二つの書類を作成しました。この準備は大変ではありましたが自分がなぜ大学に行きたいのか、またどう高校生活を送ってきたのか振り返るよい機会ともなりました。この時間を合格後でもよいのでぜひとってほしいです。また、私の代はコロナの流行が始まったタイミングでの入試だったため、同級生の中で少しだけ合格発表が早い私だけが掲示の合格を見に行くことができたのも今となってはいい思い出です。

(3年 デンデン)