もう1つは、書籍を割引して販売できることです。専門書だけでなく、TOEICやTOEFL、簿記の勉強をする学生さんを応援する意味で、語学書割引フェアは開催しています。2ヶ月ごとに2社ずつ全点割引フェアを実施することで、資格の勉強や就活に勤しむ学生さんをお店全体でサポートしたいという気持ちです。学習分野だけでなく、夏と冬には文庫新書バンドルセールを行っています。文庫や新書2冊以上ご購入で15%割引をしています。例年楽しみにしてくださっているお客様もいる、名物企画となっております。
横浜国立大学
学びを支え、出会いを生み出す場所として
横浜国立大学生活協同組合 会館購買書籍部 永井
大学生協の書籍売り場は、町場のチェーン書店と大きく異なる点が2つあります。
1つは大学内にある書店という観点から、専門書が充実しているところです。学生の学びや、先生方の研究を支えるために、専門書の充実を大学生協全体として取り組んでいます。例えば、毎年12月から2月には「カタログブック」フェアというものを行っています。専門書を中心に刊行している約80社の出版社が参加し、1240点ほどの書籍がすべて15%割引となるキャンペーンも実施しています。
*大学生協ごとにサービスの内容は異なる場合がございます。

また、横浜国立大学生協には「読書推進委員会友蔵」という組織があります。友蔵に所属する学生たちが企画したフェアを生協の店舗で開催する「友棚」は、秋の夜長に読みたい本や、動物をテーマにした本など楽しい選書は思わぬ発見があるかもしれません。1人1人が丹精込めたPOPも見どころです。
奥深い専門書の世界と出会う、自分のキャリアアップのために資格書やTOEICに挑戦する、時間を忘れて小説やエッセイを楽しむなど、無限の可能性が大学生協の書籍売り場にはあります。ぜひ足を運んでみてください。

住居探しから日用品・書籍購入まで大学生活を支えてくれる「大学生協」

(横浜国立大学 2019年度入学・M先輩)
私は後期試験で合格し、周りの学生よりも一足遅い入学準備だったため、大学周辺の不動産業者では既によい物件もなく途方にくれていたところ、大学の生協会館で不動産の案内を見つけ、利用しました。所属する学部の学生が利用しやすい立地にあるアパートを紹介していただき、入居しました。大学生協ではない不動産業者を使用したために、学部棟から遠いところに住むことになってしまった同期もいましたが、大学のことを熟知した生協の案内を利用したおかげで、遅い時期の入居だったにもかかわらず好立地の場所に住むことができ、快適な学生生活を送っています。
大学生協と協力している学生団体の新入生歓迎会に出席した際に、先輩方から生協では学用品が安く買えるということを教わり、大学入学後も文具やご飯を購入して活用しています。大学周辺には飲食店も多くないので、お昼はコンビニよりも安く購入できる大学生協のお弁当に助けられています。
大学生協では運転免許や資格取得、旅行などさまざまな割引サービスがありますが、何と言っても書籍の割引が一番大きいです。通常は10%、フェアなどでは15%引きで本を買うことができます。大学で使う書籍は5000円以上もする高額なものも多いため、非常に助かっています。もちろん、小説や漫画などにも適用されるので、趣味も充実しています。また、書籍を十冊読み、感想を書くごとに500円引きの書籍割引券がもらえる読書マラソンも、書籍購入費削減に大いに役立っています。四年間で5000円分の割引券を頂き、教科書一冊分をまかなうことができ、大学生協は学生の生活を大きく支えていると実感しました。
このように、大学入学から、就職活動、保険までサポートしてくれる大学生協を利用しない手はありません。中高生のみなさんも、これからすてきな大学生活を過ごすためにも、ぜひ利用してください。