Z会学習アプリ

使い方ガイド

Z会で、あなたに最適な英語学習を

はじめに

英語学習において、「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能を伸ばすことは必須です。
Z会は、普段の学習から、ご自身の今の英語力を試していただけるテストまで、4技能を個別にバランスよく鍛えるラインナップをご用意しています。上手に活用して、「使える英語」を獲得しましょう。

Z会が考える最適な英語学習とは?

問題演習~実践(Online Speakingなど)~実力診断・フィードバックの流れを繰り返すことで、効率よく英語4技能が伸ばせます。

効果的な英語学習をするために、「レベル設定」「Online Speaking の登録」の2つを行うことが必要不可欠です。英語の学習を始める前に、この2つは必ず行っておきましょう。

レベル設定の方法は下記を参照してください。

Online Speaking の登録方法は下記を参照してください。

個別強化AIプログラム対象:英語受講者

英語の各単元は、「単元学習を行うコマ」+「個別強化AIプログラム」という構成になっています。「個別強化AIプログラム」は、4技能を伸ばすためのプログラムで、各単元の後半にある「Listening Training/Reading Training/Speaking Training/Writing Training」がそれに当たります。

世界中で使われている言語指標CEFR(セファール)を、更に日本人の英語学習に特化させた「CEFR-J(セファール・ジェイ)」に基づくレベル・問題設計です。AI技術により、あなたに最適なレベル、量の問題が自動で出題されるので、無理なく段階的に、英語4技能の基礎力を鍛えることができます。

英語の「個別強化AIプログラム」は、各単元の内容と直接関係しているものではなく、常に記録されている学習履歴から最適な問題を出題します。どの単元から入っても変わらず前回の続きからの学習となります。

新学習指導要領や新大学入試でも活用される「CEFR」

CEFR(Common European Framework of Reference for Languages/ ヨーロッパ言語共通参照枠)とは、「その言語を使って何ができるか」を測る、言語能力の熟達度を測る国際的な尺度です。

  CEFR レベルの目安
(英検®との比較)
Proficient User
【熟達した使用者】
様々な状況で英語を意のままに用いることができ、場面に合った言葉づかいや文体を選択できる。
C2  
C1 1級
Independent User
【自立した使用者】
日常生活や学習、仕事などで必要な英語を理解し、ある程度流暢に自分を表現することができる。
B2
準1級
B1
2級
Basic User
【基礎段階の使用者】
身近なことやなじみのあるトピックであれば、日常生活で使われる英語を理解し、用いることができる。
A2
準2級
A1
3級

CEFRのレベル(英語)を示す表現は、Z会の定義によるものです。

新学習指導要領では、英語の4技能それぞれについて、Can-do つまり「●●することができる」という到達目標が設定されています。この到達目標の基準となっているのが、CEFR です。

また、大学入学共通テストの英語の問題も、CEFR に基づいて設計されています。

国際標準であるCEFRに沿った英語の学習に取り組むことが、そのまま学習指導要領が目指す英語の運用能力を身に付けることに役立ち、かつ、大学入試において求められる英語運用能力を証明してくれることになります。

日本人の英語学習に適した「CEFR-J」

CEFR 基準で日本人の英語力をはかった場合、現状、大学卒業後も80%がA1・A2 レベルにとどまっており、特に【Writing( 書く)】【Speaking( 話す)】の発信技能はA1 レベルに集中していると言われています。本来、英語の学習では、文法や単語を覚えたら、それを言葉としてどのように使えるかということが重要ですが、覚えたことを実際に使える力が十分につけられていませんでした。

さらに、英語教育の実情にあてはめると、CEFR レベルを1つ上げるのに複数年を要するので、同じレベルでもばらつきが大きく、到達点が見えづらくなってしまいます。

このような状況を鑑み、投野 由紀夫 教授 (東京外国語大学)が中心となって、CEFR に準拠しながらもより日本人の英語学習に適した「CEFR-J」という指標が開発されました。

国際標準であるCEFRに沿い、さらに日本人の英語学習に適した「CEFR-J」に沿って英語の学習に取り組むことが、実社会で活きて使えることばとしての英語を育むことにつながります。

CEFR   CEFR-J 新学習指導要領
B2 投野 由紀夫 教授
(東京外国語大学)を中心に、CEFRを日本の英語教育の実情に合うように細分化
B2.2  
高校
B2.1
B1 B1.2
B1.1
A2 A2.2 中学校
A2.1
A1 A1.3
A1.2 小学校
(高学年)
A1.1
PreA1   PreA1
STEP1

最初に英語の学習を始める前に、個別強化AIプログラムの開始レベルを設定します。

初回設定後も、「各種設定」>「英語レベル設定・変更」でいつでも設定可能です。

英語の検定結果(英検®・TOEIC®・LIPHARE 英語CAN-DOテスト)をお持ちの方は検定結果を、お持ちでない方はレベルチェックテストを受けて設定しましょう。(設定しない場合、A1.1からの開始となります。)

STEP2

設定したレベルは個別強化AIプログラムに自動で反映されます。学習を開始すると、あなたにぴったりの問題をAIが出題します。

STEP3

1回の学習は25分を目安として「中断」します。

学習データが記録されるので、どの単元から個別強化AIプログラムに入っても、前回の続きからの学習となります。

STEP4

1つのレベルはいくつかの Part に分かれています。1つの Part の到達度が100%に達すると、その Part がクリアとなり、次の Part に進みます。さらに、すべての Part をクリアすると、次のレベルに進みます。

レベルは「A1.1」から「B2.2」まで9段階あります。くわしくは「CEFRとは?」を参照してください。

表示された Part を毎月クリアするまで進めるのではなく、1回25分を目安として中断し、年間の学習期間の中で徐々にクリアしてレベルアップしていくのが、英語の個別強化AIプログラムの進め方です。

すべての Part が100%になると、「次のレベルへ進む」が選べるようになります。また、検定試験を受験された場合は、ご自身の実力によりフィットした学習をしていただくため、試験の結果に合わせてレベル設定を変更していただくことをお勧めします。

Online Speaking 対象:英語受講者

月1回約25分間、外国人講師とのオンラインのスピーキングレッスンを受けましょう(追加受講料不要・要予約)。普段の学習で覚えた表現を積極的に使ってみましょう。定期的に受けることで、検定試験の面接でも動じないスピーキング力が身につきます。

株式会社エンビジョンとの共同開発によるサービスです。

実際のレッスンの様子は下記の動画をご覧ください。

STEP1

ホーム画面の「Online Speaking」をタップします。「専用サイトに登録して、レッスンを受講しましょう。」というメッセージが表示された場合は「OK」をタップしてください。

STEP2

「Z会×Envizionオンラインスピーキング専用サイト」にジャンプ。
レッスンの予約及び受講、レッスンの内容に関するお問い合わせは、すべて、専用サイトにて承ります

★レッスン受講までの手順★

  1. 専用サイトにて、仮登録→本登録を行う

    初回ご利用時のみ。登録にはメールアドレスが必要となります。

  2. 専用サイトにて、予約をする

    レッスン実施日までに希望日時をスケジュール表から選んで予約します。2週間先までの予約が可能です。レッスンの4時間前まではキャンセルが可能です。
    [平日]7:00~22:30、[土日]10:00~18:30の時間帯(日本時間。フィリピンの祝祭日休講)で受講することができます。

    教材は、すべてのレベルのものを選択できますが、個別強化AIプログラムのSpeakingと同じレベルを選ぶのがオススメです。

  3. 専用サイトにて、レッスンを受ける

    iPadをお使いの方は、Zoomアプリのインストールが必要になります。詳しくは、専用サイトにてご確認ください。
    (Z会専用タブレットをお使いの方は、最初からインストールされていますので、インストールする必要はございません。)

Online Speaking の各種設定手順

1.レッスン当日までに、必ず下記設定をご確認ください。

  1. Z会専用タブレット:設定>Android設定>アプリと通知>Zoom>権限>カメラ/マイクをともにON
  2. iPad:設定>Zoom>カメラ/マイクをともにON

    Zoomアプリを一度も使ったことがない場合には、「マイク」「カメラ」の設定が表示されないことがあります。その場合には、次の手順に進んでください。


【Zoomアプリの設定】

  • ホーム画面のZoomアプリを開き、左上の歯車マークをタップ
  • ミーティング>「オーディオに自動接続」または「自動接続オーディオ」>「Wi-Fi」「WiFiまたは携帯のデータ」「インターネット経由で呼び出す」のいずれかをタップ

OSやアプリのバージョンによって表記が異なりますが、「オフ」以外をお選びください。

2.レッスン開始3分前までに、下記手順でオンライン状態でお待ちください。

  • 専用サイトにて、[予約済み(予約詳細)]ボタンより[レッスン詳細]画面を表示させてください。
  • レッスン開始3分前になりましたらレッスンルームに入るボタンが表示されます。 そのボタンよりレッスンルームにお入りください。待っていてもボタンが表示されない場合には、下記手順にて「画面の再読み込み」をお願いいたします。

Z会専用タブレット:画面右上の「・・・」>「再読み込み」をタップ

iPad:画面上部の をタップ

3.レッスンルームに入ったら、下記の設定をご確認ください。

【基本設定】

  • Z会専用タブレット:
    • 「写真と動画の撮影をZoomに許可しますか?」「音声の録音をZoomに許可しますか?」と表示された場合、「許可」をタップ
    • 「ビデオプレビュー」が表示されたら、「ビデオ付きで参加」をタップ
    • 画面の下の方に「インターネット経由で呼び出す」が表示された場合は、その部分をタップ
  • iPad:
    • 「“Zoom”がカメラへのアクセスを求めています」と表示された場合は「OK」をタップ
    • 「ビデオプレビュー」が表示されたら、「ビデオ付きで参加」をタップ
    • 「他のユーザーの音声を聞くにはオーディオに接続してください」と表示された場合は「インターネットを使用した通話」をタップ
    • 「“Zoom”は通知を送信します。よろしいですか?」と表示された場合は「OK」をタップ

【マイクとカメラの設定】

画面のマイクボタンとビデオカメラボタンをONにしてください(以下の状態)。

うまくつながらずに予約したレッスンを受講できなかった場合の対処法や、レッスンに関する不明点は、上の画面の「よくあるご質問」をご確認の上、「お問い合わせ」にてご質問ください。株式会社エンビジョンより回答いたします。

レッスンで役立つ!「困った!」時に使える表現

初めてのOnline Speaking。「先生とちゃんと話せるかな…」「英語で話すのは緊張するな…」と不安に思っている人もいるかもしれません。でもDon’t worry!(心配しないで!)「困った!」時に使える表現を紹介しますので、レッスンの前に確認してみてくださいね。

「先生が何を言っているのかわからない!」

Sorry?(何とおっしゃいましたか?)

Slowly, please.(ゆっくりお願いします。)

Sorry? はイギリスでよく使われる表現です。これだけでも先生には伝わります。語尾(ことばの最後)を上げて言うのがポイント 。

「先生の言っていることが理解できたことを伝えたい!」

OK!(オーケー!)

日本語でも使うことがありますね。他にもI got it.やAll right.といった表現でも「分かりました」という意味を表現できます。

「レッスンシートに書いてある文字が読めない!」

アルファベットの名前ごとに読んでみましょう。

例えば、‘Elizabeth’という文字が読めない時は‘E-L-I-Z-A-B-E-T-H’のように、それぞれ分けて読んでみます。

そうすれば、きっと先生が読み方を教えてくれます。

「考える時間がほしい!」

Well ....(えーと …。)

Wait a moment, please.(ちょっと待ってください。)

黙っている時間が長くなると焦ってしまいがちですよね。そんな時は間をつなぐことばを知っておくと便利ですよ。

「音声の接続が悪い!」

I can’t hear you.(聞こえません。)

接続が悪いとレッスンに支障をきたしますので、チャットボックスを使って状況を伝えてもよいかもしれません。

Online Speakingはあなただけのプライベートレッスンなので、先生の言っていることをすべてわかったふりをする必要はありません。勇気を出して、わからないことやゆっくり言ってほしいことを伝えることがコミュニケーションを円滑にし、レッスンを活用するカギになりますよ。

それでは、いっしょにがんばりましょう!

Asteria 簡単スタートガイド対象:Asteria受講者のみ

Asteriaは、学校や高校入試にとらわれずに実践的な力を伸ばせる英語講座。

Asteriaは、「Z会学習アプリ」にログイン後、「英語」を選んで取り組みます。

単元の構成

各単元は、次のような構成になっています。

  • 前半:Writingの力を鍛えることで文法知識を整理し、4技能を鍛えるための土台を作る。映像、練習問題、添削問題などに取り組む。一部の添削問題は「レベル認定問題」として、あなたの「英語で書く力」が課題のレベルに達しているかを判定します。「レベル認定問題」の一覧や、おすすめ学習法はこちら
  • 後半:4技能の力をバランスよく伸ばす、個別強化AIプログラムに取り組む。

単元の名称は、前半で学習するWritingの学習内容とレベルを表しています。

レベル設定

初期設定では、開始単元はA1.1に設定されています。あなたの設定したWritingのレベルが異なる場合は、ホーム>各種設定 より開始単元を変更しましょう。

個別強化AIプログラムには、あなたの設定した4技能のレベルが自動で反映されます。

たとえばあなたのWritingのレベルがA1.3だとすると、「学習順序の変更」を押して・・・

「A1.3 相手に関する質問2」の左上の「→」を選択し「ここから開始」となったところで、「確定」ボタンをタップします。

学習開始

それでは、学習を開始しましょう!
「英語」の教科パネルをタップすると、今あなたの取り組むべき学習がスタートします。

LIPHARE 英語CAN-DOテスト対象:全受講者

Z会の基盤学力アセスメントシリーズ LIPHAREの「英語CAN-DOテスト」で自分の英語力をチェックしましょう。
自宅で気軽に受けられるので、「テスト」というよりは「英語力の身体測定」という気持ちで、今の実力を試してみてください。英検®などの受験前のスケジュールに組み込むなどして、検定対策としての活用もオススメです。
「個別強化AIプログラム」同様、CEFR-Jに基づくレベル・出題設計・フィードバックなので、結果をもとに、「個別強化AIプログラム」のレベル修正をするのもよいでしょう。

夏休みの時期に、無料の優待受験をご用意しています。この受験で腕試しをして、10月の英検®を目指すのがオススメ! くわしくは、アプリやZ会MyPageに配信されるお知らせや、ご登録のメールアドレスへのご案内をチェックしてくださいね。

上記の優待受験を除き、通常の受験には別途料金がかかります。

STEP1

ホーム画面の「LIPHARE」をタップします。

STEP2

受験上の案内を確認し、受験しましょう。

STEP3

結果が出たら、「英語レベル設定・変更」にそれぞれのレベルを反映しましょう。自分が苦手な技能や分野を集中的に復習するとよいですね。

★英検®にチャレンジ★

「英語CAN-DOテスト」を受験して自信がついたら、英検®にチャレンジしてみましょう。
「今度は◯級を目指そう」と目標取得級を設定すると、普段の英語学習の励みにもなります。また、英検®の結果を確認し、個別強化AIプログラムのレベル設定を適宜修正すると、よりいっそうあなたに合った学習ができますよ。

「Z会学習アプリ」から直接 英検®の受験をお申し込みいただくことはできません。

Z会の「英検®対策」は、英語未受講の方向けの英検®3級合格を目指すコンテンツです(ホーム画面>英検®対策 より取り組み可能)。英語をご受講の方は、講座を通して十分に力をつけることができるため、改めて取り組む必要はありません。