今回は「受験に対するモチベーションの保ち方」についてお

送りします。

 

東京大学大学院人文社会系研究科の橋本剛明助教の研究によ

ると、「意志の力」すなわち「やる気」(専門的には「制御

資源」と言われるとのこと)は有限で、発揮すると減るそう

です。筋肉を使うと体が疲れるのと同様に、制御資源も酷使

すると短期的には底をついてしまうのだそうです。

ということは、「これまでがんばってきたけど、最近やる気

が…」という人は、この制御資源が枯渇している可能性があ

ります。

この資源を元に戻し、意志の力を十分に発揮するには、十分

な休息(睡眠)と糖分の摂取が不可欠だそうですので、「い

まひとつ集中できないときは早めに寝て、翌日きちんと栄養

を摂ってからがんばる」という方法が有効なことが、科学的

に立証されていることになります。

 

また、「意志の力」は使うほど鍛えられるようです。ある実

験では日常的に姿勢をきれいに保つよう指示され心がけた人

達は、2週間後の忍耐力テストの成績が向上したそうです。

背筋を伸ばすといった単純な取り組みでも、地道に積み重ね

れば意志の力の向上につながるということですね。

 

興味のある人は『WILLPOWER 意志力の科学』という本を

読むとよいそうですが、読むには時間を要するので受験が終

わってからにしましょうね。

 

 

 

■今週の名言

 

疲れちょると思案がどうしても滅入る。

よう寝足ると猛然と自信がわく。

   < 坂本龍馬 (司馬遼太郎著『竜馬がゆく』より)>

 

休息とは回復であり、何もしないことではない。

          < ダニエル・ジョセリン (作家)>