入試目標得点について
センター試験や志望大学の個別試験の入試本番において、「何点取るか」という目標を設定します。
この得点をクリアするために、どんな手段を、どんな計画で講じていくのかというのが非常に重要な考え方になります。
また、この入試目標点は、模試の目標得点を決める際の基本にもなります。
センター試験を想定したマーク模試や、大学別の模試の目標点設定の際はとくに意識すべき数字になりますので、客観的な情報を元にしっかり設定しておきましょう。
大学別の目標点設定の考え方については、以下をご覧ください。
随時更新予定です。
●東京大学
言わずと知れた国内最高峰で、「総合力」が問われる入試です。もちろん、東大志望の受験生も強者揃いで、ハイレベルな競争は必至ですが、入試傾向が安定している分、実は対策が立てやすい大学でもあります。
東大入試を研究し、適切な戦略を実行できた者が合格に近づきます。

こちらもご参照ください!Z会の教材編集スタッフ陣によるブログです。

●京都大学
和訳と英訳中心の英語の出題に見られるように、真に実力があるかが問われ、小手先のテクニックは通用しません。他科目も京大独特の出題が多いので、過去問研究は必須です。また、学部によって科目の配点が違うので、いかに合格点を積み上げるか、戦略的な学習が要求されます。

●医学科
医学科合格のための関門は、センター試験で「9割」以上を確保することです。1科目でも大きく失点すると9割クリアは難しいので、志望者は早い段階から各科目を幅広く強化していく必要があります。
また、個別試験も一筋縄ではいきませんので、志望する大学の傾向に合わせ、入念な対策を積んでいきましょう。

こちらもご参照ください!Z会スタッフ、現役医師、医学部生らによるブログです。

●難関国公立大
いわゆる「旧帝大」あるいはそれらに準じる難関国公立大を志望する場合、基本的にセンター試験で最低8割以上の得点が必要になります。ただし、センター試験と個別試験の比率、入試科目、傾向、難易度などは、志望する大学によって違うので、個々に戦略を立てる必要があります。
基礎をしっかり固めた上で、目標に合わせた対策を積んでいきましょう。
→難関国公立大 入試目標点設定の考え方(近日公開予定)
●難関私大
私立大学の場合、同じ大学でも学部によって入試傾向が大きく異なることが多く、また入試制度も多様です。どの大学を志望するにしても、基本になるのは各科目の揺るぎない基礎力です。
その上で志望先の入試傾向を踏まえ、要求される力を磨いていきましょう。
