東京科学大学 物質理工学院 総合型選抜
共通テスト、面接(総合問題)
2月8日
2月10日
高3の7月
その理由
私が東京科学大学物質理工学院の女子枠を志望した理由は、材料分野を高いレベルで学びたいと考えたこと、そして地方出身として感じてきた進路環境の課題を自分の挑戦につなげたいと思ったからです。
私は地方で育ち、理工系を志望する女子が多いとはいえない環境にいました。身近にロールモデルが少ない中で進路を考えることには迷いもありましたが、その分、自分の力で基礎学力を積み上げてきたという自負があります。
女子枠では共通テストを重視している点にも魅力を感じました。幅広い科目をバランスよく評価していただけることは、地方にいても日々の学習を地道に積み重ねてきた努力を正当に評価していただける制度だと感じました。記述試験だけでなく、基礎学力全体を見ていただける点に挑戦したいと思い、志望いたしました。
4.9
ー
有
字数制限
あり 800字以内
レポート・出願理由書の内容、書く際に気をつけた・工夫した点について
第一に、動機を抽象的にしすぎないことです。
「環境に貢献したい」「材料に興味がある」といった一般的な表現にとどまらず、自身の経験や問題意識から出発して論理的に志望へつなげることを意識いたしました。
第二に、大学の特色と自分の将来像を具体的に結びつけることです。
物質理工学院で学ぶ必然性が伝わるよう、研究分野や教育環境への理解を踏まえて記述いたしました。
第三に、地方出身という背景や、理工系を志望する女子として感じた課題を、自分の強みや使命感として前向きに表現することです。環境を言い訳にするのではなく、挑戦の動機として位置づけるよう心がけました。
面接時に提出したレポート・理由書は参考にされるか
かなりされた
無
有
試験時間
40 分
配点
120 点
内容
共通テストの成績を基礎とした第1段階選抜と、第2段階での面接や筆記試験などを通じて評価される仕組みとなっており、基礎学力だけでなく思考力・表現力・意欲など幅広い観点で選考が行われます。特に物質理工学院では、女子枠の試験において共通テストの配点が設定されているため、幅広い科目での学力が評価されることが特徴です。
内容は
① 面接全体の流れ
入場 → 概要説明
4人1組のグループ分け
発表準備(約25分)
問題用紙配布
各自で解答作成
面接室へ移動
解説・質疑応答(1問につき質問あり)
終了・解散
緊張感はあるが、過度に形式張った雰囲気ではない様子。
グループ単位で進行。
② 出題内容(問題構成)
問題①
AI・シミュレーションを用いた材料科学の発展について
将来(20~30年後)を想定
アモルファス(ガラス)材料への応用
データ学習による物性予測
結晶と非晶質の違い
シミュレーションによる事前予測の意義
→ 予測精度向上・開発効率化・新材料創出の可能性を説明。
問題②(物理化学系)
(1) シリコンが常温で電気を通しにくい理由
→ 価電子構造・自由電子の少なさ
(2) エネルギー E(eV) と波長 λ(nm) の関係式導出
(3) 数値代入(例:1.5V、3.3V)
→ 可視光との対応をスペクトル図で説明
※単なる計算だけでなく、図示して説明した点が特徴。
問題③(環境・データ解析系)
テーマ:
CO2変化量と推計値・実測値の比較
ΔCO2 = F + β + S(吸収量)
推計値と実測値の差を求める
グラフの読み取り
横軸・縦軸の意味説明
再生可能エネルギー導入時の変化予測
→ 数値計算+グラフ読解+考察問題。
③ 面接で意識したこと
すぐに答えが出なくても、思考過程を説明
図を描いて視覚的に説明
単位変換を明確に言語化
推計値と実測値の差を論理的に整理
分からない部分は素直に整理して考える姿勢
有
配点
120 点
科目数
6教科8科目
自己採点結果
107 点
有
配点
120 点
面接調査票の有無
書いた
面接回数
1回
15 分
面接人数
面接官: 4 人、受験者: 1 人
面接形式
口頭試問形式
面接の前に小論文や作文も課される場合、それらに関する質問は?
ほとんど聞かれない
第一に、基礎学力の徹底的な確認です。
女子枠では共通テストを重視しているため、数学・物理・化学の典型問題を解き直し、公式の導出過程や単位変換を自分の言葉で説明できるように練習いたしました。特に、eVとJの変換や波長との関係式などは、暗記ではなく「なぜそうなるのか」を説明できる状態にすることを意識しました。
第二に、図を用いて説明する練習です。
グラフの読み取りやスペクトル図の作図など、視覚的に整理しながら話す練習を行いました。単に答えを述べるのではなく、「どの軸が何を表しているのか」「推計値と実測値の差は何を意味するのか」まで言語化することを心がけました。
第三に、将来展望を問う設問への準備です。
AIやシミュレーションと材料科学の関係、アモルファス材料の予測困難性などについて、自分の考えをまとめました。20~30年後を想定した応用展開まで話せるように整理しておきました。
また、時間制限を意識し、25分以内で解答をまとめる練習も行いました。完璧さを目指すのではなく、論理の流れを明確にすることを重視しました。
まず第一に、基礎を徹底することです。
女子枠は奇抜な問題が出るというよりも、共通テストレベルの基礎をどれだけ深く理解しているかが問われていると感じました。公式を暗記するのではなく、「なぜその式になるのか」「単位は合っているか」まで説明できる状態にしておくことが重要です。
第二に、思考過程を言語化する練習をすることです。
すぐに正解が出なくても問題ありません。むしろ、どのように考えたのかを丁寧に説明する姿勢が評価されていると感じました。図を描きながら説明する練習や、グラフの意味を言葉で整理する練習は特に有効だと思います。
第三に、完璧を目指しすぎないことです。
時間は限られています。すべてを完璧に解こうとするとかえって思考が止まってしまいます。論理の流れを大切にし、まずは形にすることを意識してほしいと思います。