2023年度
高校合格体験記
2023年度
高校合格体験記
2023年度も多くの先輩たちが、Z会で培った実力を発揮し、見事志望校への合格を手にしました。
合格までの道のりは決して平坦なものではなく、順調に実力がついていく時期もあれば、スランプに陥ったり、不安になったり。苦労する時期もあるでしょう。
第一志望に合格した先輩たちも同じだったはず。
では、先輩たちはZ会の教材を活用しながらどのようにして合格をつかんだのでしょうか。
都道府県別、高校ごとに掲載した先輩の合格体験記は、こちらのボタンからご覧ください。
このサイトでは、全国の先輩たちの合格体験記からわかった傾向についてご紹介します。
先輩たちの経験が、これから受験に向かっていくみなさんへのヒントになれば幸いです。
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中3の夏が35.3%と最も多いですね。夏休み中は集中して勉強する時間が比較的取りやすく、受験勉強に本気になるきっかけとなりそうです。一方、中2の時点で早くも本気になっている先輩も、12.6%います。
「毎日コツコツ取り組んでいた」と答えた先輩が最も多く36.1%です。「1週間のうち、Z会に取り組む日を決めて学習していた」が11.8%、「提出日に合わせて予定に組み込んでいた」が8.4%と、毎日、もしくは事前に予定を決めて取り組む派の先輩が半数以上でした。
「定期テスト前にはZ会を止めて高い点数を取りに行った」(大阪府/府立天王寺高等学校/らいす先輩)のように、定期テスト優先でそれ以外のときに添削問題に取り組む人が17.7%。内申点のことを考えると、定期テストにしっかり取り組むのは大切ですよね。
「基本、平日休日は部活やら課題やらでZ会をやることはできないので、長期休みやたまたま暇なときに一気にやるようにしていました」(愛知県/県立豊田西高等学校/Yes, we can!先輩)のように、「長期休暇などにまとめて取り組んでいた」人が10.9%、「志望校がある程度決まり、1年分溜まっていたZ会を解き始めた。10月頃から12月中までで、ほぼ1年分のZ会の問題を解いたことが、合格に結びついたと思う」(神奈川県/県立厚木高等学校/がじょーぱんまん先輩)のように、「受験前にたまっていた添削問題をまとめてやった」が15.1%でした。
先輩たちはそれぞれ、学校生活や部活などとZ会での学習とのバランスを取りながら取り組んでいたようです。
それでは、先輩たちは、具体的に教材をどのように活用していたのでしょうか?
Z会は主に予習で使っていた。予習をすることで授業の内容を理解しやすくなった。映像の授業はわかりやすく説明してくれるのでとてもよかった!!
(新潟県/県立高田高等学校/びっぐべいびー先輩)
普段から溜めないように授業の予習・復習に活用し、なるべく先取り学習に使えるように学習した。(東京都/私立国際基督教大学高等学校/ティーン先輩)
びっぐべいびー先輩やティーン先輩は、【毎日の学校の授業に合わせてZ会の教材を活用】し、授業の理解につなげ、また、教材をためないように工夫していました。
理科社会はスキマ時間を見つけてやるようにした。ご飯前の20分とかがやりやすい。
(東京都/私立芝浦工業大学附属高等学校/なんくるないさ先輩)
なんくるないさ先輩は、【スキマ時間を活用】することで、うまく学習を進めていたようです。
添削問題は、【自分の弱点を見つけ、克服するために活用】されていました。
添削は自分の弱点が詰まっている格好の教材です。間違った箇所を何度も見返して弱点補強をしました。
(秋田県/県立横手高等学校/しらぽん先輩)
添削指導で自分の弱点やアドバイスを分析することができたので、復習しやすく、その先の学習に繋げることができた。
(兵庫県/県立兵庫高等学校/まっそまっそ先輩)
オンラインスピーキングを、入試のスピーキングテスト対策に活用した先輩もいました。
オンラインスピーキングは先生の正しい発音が聞けて、間違えた文法も直して正しい文章を教えてくれたので、自分の年から始まったスピーキングテストの前にたくさんやりました。
(東京都/都立国分寺高等学校/ねこ先輩)
定期テストでは、AI速効トレーニング・定期テスト攻略ワークや、実技4教科マスターBOOKを活用した先輩が多かったです。
定期テストのときはAI速効トレーニングを行い、100パーセントになるまで何度もやり直しました。そうすることでテストの際に自信を持って取り組むことができました。
(静岡県/県立清水東高等学校/吹奏楽オーケストラ大好き先輩)
内申点を考える際に必須な定期テストの前に、定期テスト攻略ワークを「問題」と「答え」を覚えてしまうほどに解いた。
(東京都/都立西高等学校/はこふぐくん先輩)
実技4教科マスターBOOKのようなものは学校ではくれないので大きいアドバンテージをとることが出来た。
(大阪府/府立東住吉高等学校/りー先輩)
Vテストについては、先輩たちは「個人成績表」も参考に、【苦手分野の発見・克服に活用】していました。
Vテストで志望校別の順位や偏差値などを見ることで、苦手分野を発見したり、モチベーションを保ったりすることができました。
(東京都/都立西高等学校/さちよ先輩)
高校合格のためには、内申点が重要です。中1・中2から、多くの先輩が【定期テスト対策をしっかりやる】【宿題・提出物をわすれない】【授業では積極的に発言する】など、内申点のことを意識していました。
提出物をしっかり出して、授業をしっかり聞いて、とにかく内申オール5を目指した。夏休みの課題の読書感想文・調べる学習・税の作文など適当にやらずに全力で取り組んで入賞した。結果、内申アップにつながったのでは?と思う。
(東京都/都立日比谷高等学校/みこんぐ先輩)
内申点を取るため、定期テストの勉強はもちろん授業中の発言を積極的に行ったり、提出物の点数を取るためにノートに先生の話なども細かく記載したりした。
(東京都/私立国際基督教大学高等学校/ティーン先輩)
また、【中1・中2の内容をしっかり身につける】【わからないことはそのままにしない】ことを心がけた、という意見も多くみられました。
中3になったときに1・2年生の内容で困らないように授業を真面目に受け、基礎学力の定着を目指しました。部活で疲れて早く寝てしまい、勉強が遅れるときもありましたが、休日もしくは長期休暇に取り戻せるように努力しました。
(愛知県/県立明和高等学校/めんたいまよ先輩)
中1・中2では、とにかく分からないところを残さない事が大事だと思います!
(愛知県/名古屋市立桜台高等学校/スイートポテト先輩)
土台となる中1・中2の内容ができていると、中3で受験勉強が本格化したときに、中3の学習や応用問題・難しい過去問にも取り組みやすくなりますね。
部活との両立については、多くの先輩が【授業に集中すること】、【スキマ時間を活用すること】を工夫としてあげていました。
とにかく部活が忙しかったため、隙間時間に思い出すことで暗記したり、ワークは一周で集中して終わらせたりなどしていました。家庭学習ももちろん大切だとは思いますが授業中に集中し理解するようにこころがけていました。
(埼玉県/県立大宮高等学校/いしごうらんらん先輩)
勉強面だけでなく、学校生活を楽しむことの大切さをあげた先輩もいました。
3年生になり受験勉強が忙しくなると十分に取り組めないため部活動や放課後の生活を楽しむ。
(東京都/都立立川高等学校/恋恋先輩)
中1・中2に引き続き、【内申点対策をした】という声は多かったです。
そのほか、中3の春から夏休みまでの期間で目立ったものを見てみましょう。
中学1年生、2年生の復習をしました。夏休みまでに1、2年の範囲を完璧にして、夏休み後は3年生の範囲に取り組めるようにしました。
(岐阜県/県立岐阜高等学校/やまなし先輩)
春から夏にかけては英検®・漢検などの資格の勉強と学校の授業の勉強とを両立していた。夏休みは苦手な教科をたくさんやった。例えば、教科で言うと英語や理科が苦手だったので、英語は単語と難しめの教材を解き、理科も難しめの教材を解いた。苦手だと思わなくなるまで解き続けた。
(茨城県/県立土浦第一高等学校/もめんきぬどうふ先輩)
のように、【中1・中2の復習をする】【苦手なところをつぶす】という先輩が多かったです。
また、もめんきぬどうふ先輩のように、この時期に【英検®・漢検】をとる先輩も見られました。高校によっては、入試の際英検®や漢検をとっていると優遇される場合があります。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
高校見学に行き、自分の行きたい高校を見つけ、モチベーションを上げた。
(東京都/都立国立高等学校/リヒャルト・ヴァーグナー先輩)
のように、高校見学・説明会に行き、志望校を決めた先輩も多かったです。実際に高校を見に行き、説明を聞くと、その高校での学校生活のイメージがわいて、今後の受験勉強のはげみにもなりそうです。
そのほか、「部活が終わりに近づいていたため、より一層部活に力を入れて取り組んだ。その中での両立は大変だったが時間を見て勉強をした」(静岡県/県立清水東高等学校/吹奏楽オーケストラ大好き先輩)のように、引退前に悔いの残らないよう、勉強と部活の両立をがんばったという声も見られました。
【内申点対策】を重視するのはこれまでの時期と変わらずですが、中3秋から冬休みにかけては、入試に向けてより実践的な内容に関する心がけ・工夫が見られました。
苦手教科・分野の対策をがんばりながら、模試をたくさん受けて問題に慣れたり、自分の対応できる問題の種類を増やしたりした。模試の間違い直しをしっかりして分からないところをそのままにしないようにした。
(千葉県/県立佐倉高等学校/セントラルパーク先輩)
模試は、順位や合格可能性の確認をするだけでなく、間違えたところは確実に理解するよう復習するという先輩が多かったです。
3年生の勉強を一通り終わらせて、入試対策に入った。冬休みは過去問をたくさん解いて本番の問題形式や時間配分に慣れていった。
(愛知県/県立岡崎高等学校/みーちゃん先輩)
過去問やZ会の問題をとにかくたくさん解く。できるだけ多くの問題を解くことを心掛ける。そうすることで、問題を解く感覚が身につく。
(青森県/県立八戸高等学校/ショウ先輩)
入試が近づき、過去問演習に取り組み、本番の形式に慣れるよう心がける先輩が多く見られました。みーちゃん先輩のように、中3の学習をひととおり終わらせたという先輩もいました。
この時期、入試に向けて、特にZ会の教材を活用した先輩も多かったです。
Z会の定期テスト攻略ワークを使って中1、中2の復習をしました。特に、理科や社会の復習を大切にしていました。
(愛知県/名古屋市立向陽高等学校/優しいたぬき先輩)
のように、中1・中2の総復習に使ったり、
秋は中3の単元をZ会で全て予習することに努めていた。
(千葉県/県立船橋高等学校/ハル♪先輩)
のように、中3の範囲を先取りして終わらせるために使ったりするなど、中学の学習範囲を固めるために活用されていました。
また、
Z会の入試特訓の問題を多く解き、応用力を身につけるように意識した。
(愛知県/名古屋市立菊里高等学校/ビスマルク31415先輩)
応用問題を中心に取り組みました。Z会の入試特訓にはとても良い問題がたくさんあったので、間違えた問題を解き直すなどして力をつけました。
(岐阜県/県立岐阜高等学校/やまなし先輩)
のように、応用力を養うのに入試特訓が役立ったという先輩も多くいました。
入試直前期の学習としては、引き続き【過去問演習】に取り組む先輩が多く見られました。
それ以外の傾向としては、新しいものに手を出すよりも、【これまで取り組んだ教材を見直して同じ間違いをしないようにする】、【知識問題の総ざらいをする】といった先輩が多かったです。
学校で取り組んだプリントや、これまでのワーク、Z会のテキストで間違ったところに絞って集中的に取り組みました。
(秋田県/県立横手高等学校/しらぽん先輩)
入試直前は、間違えた問題を集めたノートを繰り返し解いた。
(兵庫県/西宮市立西宮高等学校/サンダーバード先輩)
暗記事項を確認しておくことと、苦手科目を重点的に学習すること。
(奈良県/私立西大和学園高等学校/炭酸水素ナトリウムの熱分解先輩)
生活面では、多くの先輩が体調管理を重視し、また、入試当日の開始時間を意識して、早寝早起きを心がけていました。
当日万全の体調で臨めるように、夜は10時くらいに寝るようにしてしっかり睡眠を取った。入試の時間に頭が冴えるよう、一週間くらい前から体調管理に努めた。
(愛知県/県立岡崎高等学校/みーちゃん先輩)
入試前日、先輩たちは勉強するよりも当日に実力を発揮できるよう早めに寝ていました。
いつも通りに食事や入浴をしてなるべく落ち着いて、ぐっすり寝て当日を迎えると自分の実力が絶対出しきれます! 前日は確認程度で、勉強するのが良いと思います。
(北海道/道立札幌北高等学校/なな先輩)
また、当日、先輩たちは直前にさっと確認できるものや、あると安心できるものを持っていっていました。
入試当日は、英語のリスニングを聞きながら電車に乗り、試験会場ではやりこんだ過去問とやらかしノートを持っていき、今まで自分がやってきた勉強を「なぞる」ようにして、自信をもって最後の確認をした。
(東京都/都立国立高等学校/スズ先輩)
滑り止めとして受けた私立高校を受験した際に、参考書を持っていきすぎてとても重く、又、それらを休み時間に開くことにより不安が増してしまったので、公立高校ではZ会が送ってくださった入試直前重要ポイント集だけを持って試験に挑みました。そうすることで、私立高校を受けた時よりも自信を持って、楽しんで受けることができました。
(北海道/道立札幌国際情報高等学校/Satomi先輩)
スランプになったときの克服法は、先輩によってさまざまでしたが、代表的なものをいくつかご紹介します。
この中にあなたに合った克服法があるかもしれませんね。
困ったときの参考にしてみてください。
英語の長文問題がなかなか最後まで時間内に解けず、苦戦した時期がありました。 でも、そこから、毎日欠かさず英語の文章を1日1つ読んだり、英語の本を読んだりして速読できるように頑張りました。
(東京都/都立国分寺高等学校/しょうご先輩)
数学の点数が伸び悩んだ時期がありました。計算が遅いのと正確でないのが原因だとはわかっていたので、ひたすら計算問題を解いていました。
(兵庫県/県立神戸高等学校/スズラン先輩)
数学で平面図形やグラフが難しくなって、100点がとれなくなってきた時、沢山問題を解いてパターンを覚えて解決した。
(千葉県/県立小金高等学校/のぶみん先輩)
入試直前に国語のスランプが来てしまい、ものすごく大変だった。どんなに解答を書けなくても、どんなに自分の考えた解答と模範解答がかけ離れていても、めげずに問題をこなして解説を読んだ。
(静岡県/県立浜松北高等学校/トマト王子先輩)
勉強のやる気が起きなかったり、何をやるべきかがわからなくなったりすることがあったが、とにかく復習と予習を進めることに徹した。
(静岡県/県立浜松北高等学校/サーモンいくら丼先輩)
部活が忙しくZ会を溜めてしまった時があったけれど、自分に必要なところだけ使ったり、長期休暇にまとめてしたりした。
(愛媛県/県立松山東高等学校/りこ先輩)
中2の時どれだけ勉強を頑張っても順位が上がらず、勉強にも集中できない時期がありました。しかし一旦頑張るのをやめて、部活や遊びを楽しみ、気持ちを切り替えると、だんだんと結果も出るようになりました。
(茨城県/県立土浦第一高等学校/リコピン先輩)
外部模試を受けたときに、思うように得点することができなかった。定期テストやZ会の添削問題、テストなどの結果を踏まえてあまり気にしすぎずに日々勉強した。
(東京都/私立早稲田大学系属早稲田実業学校高等部/いちじくとまと先輩)
最後に・志望校に合格できた理由と後輩のみなさんへのアドバイス
先輩たちには、「志望校に合格できた理由と後輩のみなさんへのアドバイス」についても書いてもらっています。
ここでは、1つだけご紹介します。
(志望校に合格できたと思う一番の理由は)模試やテストでどれだけうまくいかなくても、どれだけ絶望的なパーセンテージでも点数でも、また同じ問題が一生できなくても諦めないで受験の日まで勉強したからです。私は正直受かると思えなかったけれど、受かることができたので、最後まで頑張ってみてください!
(北海道/道立札幌北高等学校/なな先輩)
ここで紹介したものは、合格体験記のほんの一部です。
先輩の合格体験記には、合格のためのヒントがたくさん詰まっています。
また、「後輩のみなさんへのメッセージ」を読むと、間違いなく学習へのモチベーションがアップすることでしょう。
ぜひ、都道府県別、高校ごとに掲載した先輩の合格体験記を、こちらのボタンから見て、参考にしてください!