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公立 都立日比谷高等学校の入試傾向と対策

入試の傾向と対策について教科別に解説します。
このページに記載されている科目以外については下記より「都共通問題のページをご覧ください。
グループ作成問題については「グループ作成問題のページ」をご覧ください。

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英語試験時間： 50 分　配点： 100 点

　

2016年度までの入試問題の傾向

都立入試と共通のリスニング問題が１題と、読解問題が２題の合計３題が出題されています。 この傾向は独自入試を開始してから変わっていません。 読解問題は会話文とエッセイや読み物、説明文で構成されており、分量は２題ともに1000語以上とかなり多めです。 どちらも英文の空所に入れるのに適当な語や文を選択、または自分で考えて補充する問題、下線部の内容理解を問う問題など、 総合的な読解力・思考力が問われています。読解問題は、登場人物の心情などを本文から読み取って答える空欄補充問題など、 内容を細かく読み取る力が求められます。 また、読解問題中に自分の意見を40～50語で述べるというテーマ英作文が含まれており、 与えられたテーマについて自分の考えをまとめ、ある程度まとまった量の英文を書く力が求められます。

入試問題の対策

分量が多い読解問題が２題出題されているので、ある程度まとまった分量の英文を読むことに慣れておくとよいでしょう。 文法的な知識や語いを問う問題よりも、選択式で内容理解を問うものや、 記述式で自分の意見を述べるなどの思考力を問う問題が多く見られます。 まず、1000語程度の英文を集中してしっかり読みこなせるよう練習しましょう。 これまでに学習してきた知識を確かなものにした上で、日頃から問題意識を持って、多角的に長文の内容を見る訓練をしましょう。テーマ作文については、日常的にある程度まとまった量の英文を書けるようにしておく必要があります。全体的に見て、付け焼刃ではない本格的な英語力が試される入試なので、副読本を読んだり、英語で日記を書く練習をするなど、型通りではない勉強もするように心がけましょう。

入試問題の戦略

リスニング力を伸ばすには、日々少しずつでも英語音声にふれることが大事です。 『Ｚ Study　英語』では、解いた問題の英文音声を聴くことができますので、問題の復習とあわせて、 必ず音声も確認するようにしましょう。いろいろなリスニング問題を豊富に掲載している『リスニング徹底演習』を使って、 実戦的な演習を積むこともお勧めします。英作文問題は、まずは基本的な文法事項をしっかり押さえた上で、 英文を書く練習を積むことが肝心です。『Ｚ Study』には、 空所補充問題や並べ換え英作文問題などの比較的易しい文法問題から、和文英訳問題、条件英作文問題などの難しいものまで、 幅広い問題を掲載しています。ひとつひとつ着実に理解を進め、ステップアップしていきましょう。 読解問題の対策は、入試対策期に送られる『入試特訓』が充実しています。 入試レベルの問題をたくさん解いて、速く、正確に読解できるようにしましょう。

数学試験時間： 50 分　配点： 100 点

　

2016年度までの入試問題の傾向

例年、大問数は４題、小問は14題出題されます。
大問１は各分野の小問集合が５問、大問２は2乗に比例する関数のグラフと平面図形の融合問題、 大問３は円と三角形の相似に関する平面図形の問題、大問４は三平方の定理を利用する空間図形の問題が出題されています。
全体的にレベルが高い方ですが、小問集合を除く各大問の最初の設問は標準レベルなので、確実に解くようにしたいものです。 残りの設問は、教科書の章末問題より難しくなっています。 設問数は少ないですが、計算力や、空間図形における体積比の考え方などが要求されるので、時間内にすべての問題を解くことは難しいでしょう。 なお、作図の問題や証明問題や途中過程を書く記述式の問題も出題されています。

入試問題の対策

すべての分野からまんべんなく出題されるので、苦手単元を作らないことが大切です。 とくに、平面図形、空間図形、円、関数について毎年出題されるので、しっかりと取り組み、定義や定理、性質を確実に覚えておきましょう。 簡単に答えが出る問題はほとんどありません。
また、着眼力や計算力は一朝一夕では身につかないので、ハイレベルな問題集を１冊購入し、日頃から数学に親しんで取り組むように心がけてください。 また、どの大問も難度が高く、1題の問題に時間をかけ過ぎると全部の問題に取り組めなくなると思われるので、時間を意識して解ける問題から取り組む練習も必要です。

入試問題の戦略

入試では、学校の勉強だけでは解くことが難しい問題、時間が圧倒的にかかりすぎてしまう問題が多く出題されます。 そういった特別な問題に対応するためには、当然、特別な演習が必須です。 そこで役に立つのが、Ｚ会の9月以降で登場する『難関対策演習』！！
複雑な線分比を一発で求める「メネラウスの定理」など、入試への強力な武器となる、特別な知識・手法・定石を学習します。 もちろん、武器だけで入試を攻略することはできません。何より重要なのは初見の問題への対応力。 そして、対応力を身につけるのは経験です。
『難関対策演習』や『難関土日特訓』では、効率よく経験を積むために、「関数座標」、「軌跡」、 「球、形が変わる立体」など平面図形・空間図形のＺ会独自の視点で入試を分類し、それぞれの極意を紹介しながら、実戦の中で対応力を身につけていきます。 こんな、Ｚ会の『難関対策演習』に挑んで、合格へ一歩近づこう！

国語試験時間： 50 分　配点： 100 点

　

2016年度までの入試問題の傾向

漢字の読み・漢字の書き・小説・論説文・融合文の大問５題構成です。 小説は心情や全体像の捉えやすい文章が、論説文は抽象的で、論旨のややつかみにくい文章が選ばれています。 融合文は、2015年度は現代文＋古文、2016年度は現代文＋漢詩(書き下し文)＋和歌という形でした。 設問の内容は、論説文では内容把握に関する問題、小説では心情把握に関する読解が主となっています。 選択式問題の割合が高めですが、選択肢の文章は長く紛らわしいものもあるため、慎重に吟味する必要があります。 記述問題は、2015年度は、小説と融合文で60字以内の問題が１題ずつ、論説文では40字以内と60字以内の問題が1題ずつ出題されましたが、 16年度は論説文で、15字以上20字以内で解答の文中の空欄２箇所を埋める形の問題１題だけが出されました。 ただし、250字以内の作文も出題されますから、時間配分に注意する必要があります。

入試問題の対策

漢字は、頻度順の問題集と入試問題を集めた難しめの問題集を活用して力をつけましょう。 和歌や古典、文法については教科書や国語便覧等を使って基礎をおさえておきます。 文章を読む時には、小説の場合は「登場人物の心情を直接的に書かれているところや、心の中を解説しているようなところ」、 論説文は「話題・要点・要旨」に、融合文の場合はそれにプラスして、和歌や古典の解説の部分に線を引きながら読むようにしましょう。 設問を解くときに、その線を引いた部分が手がかりとなります。 記述問題は、設問の話題をしっかり理解し、それと対応する文や段落を基にしてまとめるようにします。 作文とのかねあいもありますから、実際に50分で過去問を解き、試験の感覚をつかんでおくとよいでしょう。 漢字等の知識問題→融合文→小説→論説文→作文というように、解く順番を工夫するのもよい方法です。

入試問題の戦略

日比谷高校は、長文の選択肢の中から答えを選ぶ問題が多いのが特徴的です。 長文の選択肢や、まぎらわしい選択肢の中から確実に正解を選べるようにするためには、 選択肢に書かれた内容が問題文と合っているかをすばやく見極める力が必要です。 Ｚ会の本科教材では、あらゆるタイプの設問を通じて、答えが問題文と合っているかどうかを判断する目を養います。 解説と添削の朱筆を丁寧に読んで復習することで、どんなところに目をつけて考えるべきかを身につけることができます。

作文試験時間： 国語の試験時間内 　配点： 15点(国語全体では100点)

　

2016年度までの入試問題の傾向

論説文の最後の小問として、250字以内の文章型の作文が出題されています。 2016年度は、「抱擁するように話す」「肩に手をかけるように話す」「頬を打つように話す」とはどういうことか、一つを取り上げ、 筆者の意見を踏まえて書く問題、2015年度は、社会の中で科学はどうあるべきだと考えるか、 具体的な事例を挙げて自分の考えを書く、という問題でした。文章型の作文は、文章から筆者の主張を正しく理解する力、 自分自身の考えを字数内で論理的に構成する力を要します。2016年度の場合は、書き方が細かく指示されていますから、 その指示をきちんと守れば構成に関して減点されることはありません。日比谷高校の作文の配点は100点中14～15点と高く、全く書かないと大きな失点となります。 時間内に制限字数の９割以上の字数でまとめられるよう、一度テーマを決めたらあまり迷わず、一気に書き上げるのがポイントです。

入試問題の対策

文章型の作文では、問題文を読む時に「話題・要点・要旨」に印をつけながら読みましょう。 筆者の意見を踏まえて書く場合にその部分がポイントになるからです。 文章を読む前に、あらかじめ作文の設問で何が問われているのかを把握してから読み始めるのも一つの手段です。 2016年度は、第一段落で具体例、第二段落で自分の考え、という二段落構成が条件なので、①自分の選んだテーマについて、 それに関連した具体例（体験や見聞したこと）を挙げる→②筆者の意見を踏まえながらそのテーマについての自分なりの結論を述べる、 というパターン、あるいは、①筆者の意見を指摘しつつ具体例を挙げる→②それについての自分の考えを述べながらまとめる、 というパターンで書くとよいでしょう。国語の先生に添削をお願いし、過去問や似た形式の入試問題などを用いて、 できるだけ多くの文章型の作文に触れ、演習を重ねるようにしましょう。

入試問題の戦略

日比谷高校は、作文の占める配点が比較的高いのが特徴的です。 作文の対策をとらないで入試に臨むと大きな失点をするおそれがあるので、早い段階から取り組むことが大切です。 Ｚ会の作文コースでは、毎月添削問題の前に、「アプローチ」に取り組み、主題の絞り込みから材料の集め方、 段落の構成などを考えて、段階的に作文を仕上げていくので、一から作文の書き方がわかります。

高校合格体験記

Ｚ会中学コースの卒業生たちが、志望高校に合格するまでの体験記を掲載しています。
部活や行事と勉強の両立の方法や、効果的なＺ会教材の使い方、入試直前期の過ごし方など、さまざまな体験があります。
これから高校受験を行うみなさんの参考としてください。

高校生活レポート

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普段の授業の様子から、どんな部活があるのか、文化祭などの行事がどんな感じで行われているのか、などがわかります。
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