Z会がこだわっているのは志望校合格だけではなく、将来においても活用できる学力の養成。志望校合格や試験での高得点も大切です。しかし、体系的・本質的な理解をして学習の基盤を作り上げていくことは、それ以上に意味を持つでしょう。変化の激しい現代社会を生き抜いていくためには、自ら明日をひらくための「本物の学力」を身につけることが不可欠です。

自ら明日をひらく力

 小学校で学んだことは中学生の発達の土台になり、中学での学習が高校生の成長の基礎になります。

大学、社会人となった後も同様です。人生の様々な壁にぶつかった時に、必要とされるのは「問題を整理して自ら解決していく力」です。それは、「学ぶ」ことを通じて養われていくのです。

目の前の目標として、志望校合格や試験での高得点も大切です。しかしZ会では「明日をひらく力」を養うことを最大の目的として、体系的、本質的な理解を第一とする「本物の学力」養成を重視しています。

本物の学力を構成する「3つの力」

 自分で考えて解答を導き出そうとする「自ら考える力」。そしてわからない時は辞書や参考書を使って解答やそのヒントを探す「自ら学ぶ力・調べる力」。さらに頭の中で考えたことを整理して解答を築きあげる「自ら表現する力」。この3つが融合されることで、ただ詰め込んでいただけの知識が、応用できる知識として頭の中で膨らみます。そして生涯の財産となる「本物の学力」へと昇華していくとZ会は考えています。