過去問題

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洛星中学校の社会にTRY!

「カコモンにTRY!」は、過去の中学入試で出題された問題の中から、中学受験コースの皆さまに挑戦していただきたい問題を紹介するコーナーです。
ぜひ、お子さまと一緒に取り組んでみてください。

※ 5年生以上で習う漢字には( )で読み仮名をつけています。

【2016年9月22日】

今回の問題をご紹介(しょうかい)する理由

中学入試の社会では、時事的な話題に関連する問題が出題されることがあります。2016年に、8月11日が「山の日」となったことで、国民の祝日に関する問題が見られました。今回ご紹介した問題は、土曜日・日曜日に国民の祝日をつなげて3連休を増(ふ)やす「ハッピーマンデー制度(せいど)」を取り上げています。ⅰとⅱは、表を読み取り、文章にそって適切(てきせつ)な言葉を入れられるか、ⅲはこの制度のねらいを説明できるかがポイントです。国民の祝日には、その位置づけや由来に関連する記事を掲載(けいさい)する新聞が多いので、それらを利用して理解(りかい)を深めるとよいでしょう。3連休の効果(こうか)や制度のねらいを説明できるかどうかは、国民の祝日の経済的(けいざいてき)な側面の理解が決め手となるでしょう。

今回のレベル:★★

★:3・4年生も理解できる基礎的な問題
★★:4・5年生ががんばって解ける問題
★★★:6年生向けハイレベル問題     

【問題】 

2016年度 洛星中学校 前期日程 [3] 問6 (3)
元日は「国民の祝日」のひとつです。25年前の国民の祝日と現在(げんざい)のものとを比(くら)べると、あとの表のように大きく変更(へんこう)されました。表からわかる大きな変更とその効果(こうか)について、次の文章の(ⅰ)〜(ⅲ)に入ることばをそれぞれ考えて記しなさい。
  • 新しい祝日ができたことや、みどりの日の日付が変わったこと以外に、いつくかの祝日が、定められた日から(ⅰ)に変わったため、(ⅱ)となることが増(ふ)えた。このことによって、(ⅲ)という効果が期待された。
  •  
  • ※(ⅰ)・(ⅱ)は3~5字程度で、(ⅲ)は10~30字程度が目安です。

 ※(ⅰ)・(ⅱ)は3~5字程度で、(ⅲ)は10~30字程度が目安です。


攻略法

答え

(ⅰ)月曜日
(ⅱ)3連休
(ⅲ)(例)連休を利用して旅行に行く人が増え、消費がさかんになる

【解説】(かいせつ)

みどりの日以外の変更(へんこう)になった祝日は、成人の日、海の日、敬老(けいろう)の日、体育の日の4日で、いずれも特定の月曜日だと読み取れます(ⅰ)。土曜日・日曜日と祝日がつながり、3連休になることが増(ふ)えました(ⅱ)。このことによって、消費の活性化(かっせいか)が期待されています(ⅲ)。具体的には、連休を利用した旅行に行きやすくすることで、交通機関の利用率(りようりつ)が上がり、旅先での消費も増えるというねらいがあります。観光業がさかんになることで、地方の経済が活性化するという期待もあります。
このような経済(けいざい)面での効果をねらった政策(せいさく)ですが、日付が変動することで祝日の本来の意義(いぎ)がうすれてしまうこと、同じ時期に旅行に行く人が増えて交通や観光地の混雑(こんざつ)を招(まね)いてしまうことなど、いろいろな意見や問題点があることも考察できるとさらによいでしょう。
現在、16の国民の祝日が法律(ほうりつ)で定められています。6年生の秋ごろまでにはすべて言えるようになりましょう。5月3日の憲法(けんぽう)記念日、10月第2月曜日の体育の日、11月3日の文化の日などは、歴史上のできごとと結びつけておきましょう。
 

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