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<どーんとこい!中学入試の算数>

第5回 ICTを用いた教育(問題)

大人でもちょっと手こずってしまうような、難問奇問が続出する中学入試の算数。
でもだいじょうぶ、コツさえつかめば怖くありません!
学習サポートセンターのカズが、算数を楽しく学ぶ方法を伝授します。

【2016年7月28日】


 
 

こんにちは。学習アドバイザーのカズです。前回は、2020年度以降にどのような教育改革があるのか。そんな話を盛り込みました。でも、意外と一般家庭の保護者にはあまり知られていないというのが実態のようです。とくにICTを用いた教育は、総務省、文科省で大きく推進する意向なのですが、新聞などで取り上げられるものは、なんとなくまだ別世界の出来事のように感じてしまいます。
 

ただ、いま小学生であるお子さまには無関係な話ではないんですよ。たとえば、現在の大学入試センター試験。将来も紙と鉛筆を用いて試験をするのかといえば、そうはならない可能性大です。
 CBT(Computer Based Testing)といって、一部はICT機器を使った試験になるかもしれません。英語教育が「書く」「話す」を重視する方向に変わりますから、ICT機器の活用は必須と思われます。なじみのあるところでは、日本漢字能力検定(漢検)でも漢検CBTを実施しています。

ICTという言葉はよく目にしますが、そういえばITという言葉は最近あまり目にしなくなりました。「情報通信技術」としてのICTは、以前のITの意味で使われているものです。そして、「情報伝達技術」としてのICT は、オフィスソフトや、メール、インターネット、SNSなどを利用してコミュニケーションをとりながら、仕事をしたり生活をしたりすることです。

さて、何でそんなにICTの話ばかりするのか。それはZ会もICT教育に力を入れているからなのです。2016年度から、小学3・4年生向けに小学生タブレットコースも新しく始まり、中学受験コースの3・4年生は、紙とタブレットを併用したコースに生まれ変わりました。

そこで、今回用意したのは、21世紀を意識した、あまりない「余りのある問題」です。

☆問題

6,7,8,9のどれで割っても4余り、5で割り切れる最も小さい数を求めてください。


(ヒント)
まずは、6,7,8,9の最小公倍数から考えてみましょう。保護者さまは、すだれ算を覚えているでしょうか。

(参考)
2016年度頌栄女子学院中学校 第2問




いかがでしょうか。将来は、こういった問題をコンピュータが作る時代がくるかもしれませんね。
それでは、解答解説を確認してみてください。

 

出題・文

学習サポートセンター カズ

Z会の学習サポートセンターで、日夜会員のみなさんからの質問相談に応じている。


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