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<どーんとこい!中学入試の算数>

第4回 2020年以降の教育(問題)

大人でもちょっと手こずってしまうような、難問奇問が続出する中学入試の算数。
でもだいじょうぶ、コツさえつかめば怖くありません!
学習サポートセンターのカズが、算数を楽しく学ぶ方法を伝授します。

【2016年6月23日】


 
 

こんにちは。学習アドバイザーのカズです。前回はICTの話を少ししましたが、オリンピックの開催、学習指導要領改訂と、2020年をキーワードにした話題は事欠かないですね。

学習指導要領改訂は、小学校は2020年、中学校は2021年、高等学校は2022年度以降と年次進行。そして、2019年度から高等学校基礎学力テスト(仮称)、2020年度から大学入学希望者学力評価テスト(仮称)が導入される予定です。
 

教育熱心なご家庭であればご存じの方も多いのではないかと思いますが、次期の指導要領改訂には、教育の情報化、英語・歴史教育の強化も絡んでおり、親の世代の常識が子どもに関して通用しなくなってきています。それだけにお子さまのいるご家庭では、のんびりかまえているわけにもいかないような気もして、何か落ち着かないような気持ちになりますね。

でも、いま求められているのは

何が重要かを主体的に考え、

他者と協働しながら新たな価値の創造に挑むとともに、

新たな問題の発見・解決に取り組んでいくこと

(文部科学省「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」中間取りまとめより引用)

そこをしっかりと押さえておけば、だいじょうぶです。小学生のうちは、いろいろなことを体験することが大事です。そのなかで主体性をはぐくんだり、仲間と協力して何かを成し遂げたりするということを、まずは大切にしましょう。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、もうすぐ夏休みですね。2020年以降の教育の話にもあげましたが、「主体性」と「他者との協働」はとても大切です。夏休みはふだんできないことをやる絶好のチャンス。山登りや川遊びなど、自然に触れることもたくさんしてほしいですね。今回は、そんな願いを込めて、サイクリングロードを題材に問題を作ってみました。

☆問題

静香さんは、夏休みに家族でかわいい湖に行きました。
湖のまわりにはサイクリングロードがあり、右の図ように内角がすべて等しい六角形になっています。このとき、湖の1周は何mあるでしょうか。



(ヒント)
図形の問題では、線を書きたして考えることが多いですが、補助線を引いて考えてみましょう。正三角形の性質を利用します。

(参考)
2016年度大宮開成中学校 第3問(3)



いかがでしょうか。それでは、解答解説を確認してみてください。

 

出題・文

学習サポートセンター カズ

Z会の学習サポートセンターで、日夜会員のみなさんからの質問相談に応じている。


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