理科って?社会って?生活科とはどう違う?
いよいよ3年生からは、生活科にかわって理科、社会の2つの教科が始まります。新しく始まる理科・社会ではどんなことを勉強するのでしょう?
理科では、生活科のように自然にふれあうだけでなく、その中でうまれる疑問を、観察や実験をとおしてくわしく調べます。そして、疑問を解決しながら自然についてよりくわしく学んでいきます。
社会でも、生活科で勉強していた内容をもっとくわしく調べていきます。学年が上がるにつれて、身のまわりのことだけでなく、日本全体のことや世界のことまで、学習範囲がどんどん広がっていきます。
3年生の理科・社会で求められる力とは?
自然現象に興味をもち、学校で行う観察や実験に積極的に取り組むことが最も大切です。3年生で飼育・観察する昆虫などが苦手なお子さまもいらっしゃると思いますが、一度その苦手意識をなくし、前向きに授業に向かいましょう。
地域の産業や生活環境、地理的環境などについて理解できるようにすることが大切です。また、物事を観察、調査するとともに、地図や資料を効果的に使いながら、地域社会の社会的事象の意味について考える力、調べたことや考えたことを表現する力を高めることが求められます。
理科・社会の学習のポイント・アドバイス
理科の授業は、観察や実験が中心です。観察や実験は、やったままにしておくとすぐに忘れてしまいますし、教科書には観察や実験の結果が明記されていないこともあります。観察や実験が終わったあとには、自分でしっかりまとめをしておくようにしましょう。
●クラスメイトが発表した結果もノートに書きましょう。
●観察、実験が終わったら、その内容をまとめましょう。
●疑問はすぐに本で調べるなどして、早めに解決しましょう。
3年生の段階では、フィールドワークをふまえて物事のしくみや知識を整理していきますが、小学校のクラスでの役割分担上、自分が担当した部分以外の内容があやふやだったり、地域の特殊性に引きずられて一般性や多様性を理解できなかったりすることがあります。次の点に注意して勉強しましょう。
●フィールドワークは、準備段階から主体的に行い、他人任せにしないようにしましょう。
●調べたことは自分なりにメモしましょう。
●調べたことを人に説明する機会を大切にしましょう。
●単元ごとに学ぶことをしっかり覚えて、忘れないように活用し続けましょう。
Z会の理科・社会はどこが違うの?
図や写真がいっぱいでわかりやすい!
Z会の教材『エブリスタディ』は、見やすくてわかりやすいのが特長!
理科では、イメージがつかみやすいように写真や図を多く使い、実験や手順や結果もわかりやすく説明し、まとめています。社会でも、図や写真、グラフを豊富に盛り込んで、図の見方や考え方、それにまつわる周辺知識まで勉強できるように工夫しています。
基本から発展までくわしく解説!
理科でも社会でも、身近なものと学習内容とを結びつけて、興味を引き出しながら発展的な知識を与え、さらに視野を広くもてるようにします。
たとえば、3年生理科の「太陽の光のはたらき」の単元では、果樹園や畑で見られる銀色や黒い色のシートが日光の利用に関係していることを紹介しています。理科・社会も添削がある!
理科・社会は、中学・高校へもつながる重要な教科ですから、基礎固めとなる小学生の段階でつまずかないことが大切です。
他社では、国語・算数しか添削がない場合が多いですが、Z会では国語・算数に加えて理科・社会についても丁寧に添削指導をしています。