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2006年5月28日、第122回TOEIC公開テストが実施されました。
いわゆる「新テスト」となって生まれ変わったTOEIC®を体験すべく、Z会スタッフも受験してきました。リニューアルした問題部分について、スタッフの所感を報告します。 |
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試験開始前に・・・
試験会場は、Z会の本社がある静岡県の三島・沼津地区。
会場に入り席につくと、机に試験開始時刻の変更を知らせる紙が置いてあった。
「リスニングテープの長さが通常の45分よりも短い44分となっております。・・・試験開始時刻を 1分繰り下げ、13:01より開始いたします。」
そして、試験開始に先立ち、音声テストとして Directions の一部が流れる。思ったよりスピードが遅い印象を受けた。
マークシート表面に生年月日や名前、アンケート回答の記入。
音声ガイダンスでは「今から 3分で記入してください」と言っていたが、3分以上かかった。
まわりを見ると、ほとんどの受験生が音声ガイダンスよりも前に記入を済ませていたようだった。 |
試験内容は・・・
まずは、【Listening Section】。
リスニングのスピードはナチュラルスピードより若干遅め?
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの発音の違いもそれほど気にはならず、抑えめにしてあるように感じた。新テストになって初回の試験なので、受験生の出来を様子見しているのかもしれない。
とはいえ、英文が長くなった Part3 や Part4 では、設問を先読みし、音声の内容をきちんと覚えておかなくてはならないわけで、これに対処するには、普段からの練習が大事だと思われる。
そして、時間との勝負の【Reading Section】。
Part5 では素直な問題が多いという印象を受けた。
Part6 の英文形式の内訳は、レター、Eメール、Eメール。語彙を選ぶ問題では、空所前後を読むだけでは判断できないように工夫してある問題もあった。その他、文法・語法の知識を問う問題については、Part5
と同じ要領で解くことができる。
Part5、6 ではわからない問題があっても、時間をかけたからといって解けるものではないので、潔くどれかを選んで次に進むのがマル。
そして、Part7 の Single Passage。英文は全部で 9題。内訳は、2問問題×3題、3問問題×3題、4問問題×2題、5問問題×1題であった。文章を順に追っていけば設問番号順に解答していけるような素直な問題が多かった。新テストになって新しく加わった「本文中の単語の意味に最も近いものを選ぶ問題」は
1問出題されていた。
Part7 の Double Passage は、2つの文書が 1ページにぎっしりと詰っていて、一見すると圧倒される分量。しかし、「手紙+クーポン」「記事+プログラム」といったように片方の文書の読む負担が少ないものもあった。2つの文書を参照させて解かなければならない問題はそれぞれ1問ずつ出された。また、「本文中の単語の意味に最も近いものを選ぶ問題」が
1問出題された。落ち着いて設問の該当箇所を探して読んでいけばきちんと解ける。
Part7 全体について言えることは、速読力と必要な情報を読み取る力が必要だということ。この力がないと時間内に終えることは難しいし、逆にこの力がつけば時間内に解き終えて見直しの時間を少し持つことも可能だと思う。 |
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以上、Z会スタッフが実際に受験した感想でした。
今後も情報収集をすすめ良質な書籍の出版に努めていきます。 |
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新テストに対応したZ会のTOEIC対策本 |
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