あなたは管理栄養士になっているでしょう。食べ物によって異なる「栄養」のすごさに気づき、体に取り入れる素晴らしさに驚かされましたね。今の自分の生活を改善し、健康的に過ごしたいと思うようになりました。また、こう思うと共に、健康な人を増やしていきたいという気持ちがでてきました。その為、今は栄養素を調べたり、たくさんの人と関わっています。
答案講評 10月の回答選と解説
今回の課題
今回は、次の添削問題について、Z会に届いた答案の紹介と講評をお届けします。
二十年後の自分にあてて、解答用紙に二四〇字以内で手紙を書きなさい。ただし、「初めの挨拶」と「結びの挨拶」の部分は最小限にとどめ、「本文」が充実した手紙にしなさい。
答案拝見

H.E.さん
A.N.さん
小学校の先生になっていてほしい
小学校五年生のときに、友達に「勉強を教えてくれるとき、とても分かりやすい。」と言われ、先生になろうと思いました。きっと今のあなたも人に何かを教えるのは上手だろうし、子供も好きだと思います。私は今、日々の勉強に励んでいます。また、近所の子供たちともたくさん話して仲良くなりたいと思っています。
O.O.さん
エンジニアになっていてほしい
小学生のときにプログラミングと出会い、のめり込んでいきました。プログラムを作る感覚が楽しく、将来もプログラミングに関連する職業に就きたいと思うようになりました。良いエンジニアになれるよう、時間があるときに定期的にプログラミングをするようにしています。
今回の優秀作品


R.I.さんは、「助産師」になりたいという今の自分の気持ちを「二十年後の自分」に向けて書いています。その理由は、街で見かけるとつい見てしまうほど「小さな頃から赤ちゃんが大好き」であり、「いつか生命誕生のしゅんかんに立ち会いたいと思う気持ち」があるからですね。夢を叶えるために「理科の勉強を必死にがんばって」もいます。R.I.さんの真摯な思いが伝わってくる内容です。
最後の段落では「もしも助産師になれていなくても、命の尊さを子供に教えてあげられる大人になってください」と書かれています。これは、「助産師になりたい」という気持ちをもう一歩深めた考えであると言えるでしょう。二十年後のR.I.さんがどのような気持ちでこの手紙を読むのか知りたくなるような、すばらしい作文です。
今回の講評はここまで。次回も、みなさんの答案を楽しみに待っています!
※毎月、Z会に届いた答案の中から「キラリと光る作品」を選んで「講評」に掲載します。早めに提出し、「講評」掲載をめざしましょう!
※「講評」は毎月中ごろに公開します。お楽しみに!
答案を読むと、みなさんが自分の興味や将来の夢などについて、しっかり考えて書いてくれたことがわかりました。「二十年後の自分」にあてて書く手紙ですから、大切なのは、いまの自分が何に関心があって将来何を目指しているのかをくわしく書くこと、そして、それが読み手(未来の自分)へとつながっていく内容だと示すことです。それでは、みなさんの答案の中から一部を紹介します。また、「今回の優秀作品」として、特によく書けていたR.I.さんの答案を紹介します。