「じゃがりこ(の箱)が山に行くと膨らむ」という現象の仕組み
地上:箱の中の気圧と大気圧が等しい
山:箱の中の気圧より、大気圧の方が小さくなる
→箱の中の気圧の方が大きい
→箱を押す力が大きくなる
→箱が膨らむ
しろまるさん

みんなの意見12月(中3)のテーマは以下のものでした。
身のまわりで不思議に感じた自然現象について、その現象が起こる仕組みを矢印を用いて表し、「みんなの意見」に投稿してみましょう。
ウォーミングアップでは、「ブドウを炭酸水の中に入れると浮き沈みする」という現象について、原因と結果を矢印で結ぶことによって、因果関係を明らかにする方法を学びました。この方法を身のまわりの自然現象に応用することが、今回の「みんなの意見」の主題です。
「じゃがりこ(の箱)が山に行くと膨らむ」という現象の仕組み
地上:箱の中の気圧と大気圧が等しい
山:箱の中の気圧より、大気圧の方が小さくなる
→箱の中の気圧の方が大きい
→箱を押す力が大きくなる
→箱が膨らむ
普段、なにげなく見ている身のまわりの現象にも、「原因」と「結果」の関係(因果関係)があるはずだ。これまでに理科で学習した自然法則が「原因」になっていることも多い。不思議な現象に遭遇したときは、注意深く観察し、因果関係をわかりやすくまとめられるようになろう。
密封された袋や箱を持って山に登ると、山頂でパンパンに膨らんでしまう現象について考えてくれたんじゃな。標高が高い場所ほど大気圧が小さくなるという自然法則をきちんと理解した上で、わかりやすく仕組みを説明できておるぞ。