缶にアルミニウムが使われているのはごみを出すときに嵩を減らすためであり、ボトルにプラスチックが使われているのは、どんな人も軽いので持ちやすいからだ
卵さん
クリティカル・シンキング／みんなの意見 8月の回答選と解説
中３
総合｜みんなの意見 中３ ８月
今回の課題
みんなの意見８月（中３）のテーマは以下のものでした。
「軽い（輸送費節減が可能）」以外で，缶にアルミニウムが使われている理由や，ボトルにプラスチックが使われている理由を調べて「みんなの意見」に投稿してみよう。
身のまわりで不思議に思ったことは，そのままにせず，自分で仮説を立てたり調べたりできているだろうか。ウォーミングアップを通じて，調べ学習のやり方を身につけてほしい。
今回の回答選
あるみかん
アルミニウムやプラスチックがつかわれているのは、再利用しやすいからだと思いました。また、ペットボトルは誰にでも持ちやすいと思いました。
再利用に目をつけるとはさすがじゃのう。リサイクルにもいろいろと種類があるのじゃが，アルミ缶はとくに，回収して再利用する際に同じ製品に戻すことができるんじゃ。これを水平リサイクルというんじゃよ。興味があったら調べてみてもいいのう。確かに，ペットボトルは小さな子供やお年寄りでも持ちやすいのう。他にはどんな利点があるかな？いろいろ考えてごらん。
にわか雨
◎缶にアルミニウムが使われている理由 →アルミニウムは熱を伝えやすいので、中身の液体を冷やしたり、温めたりしやすい。また、錆びにくい。鉄などに比べ低い温度で溶けること、やわらかくて加工が簡単なことも使われる理由の一つである。ペットボトルに比べ、遮光性や密封度が高く、賞味期限を長く出来る。◎ボトルにプラスチックが使われている理由 →プラスチックは大量生産しやすく、軽くて強い。溶ける温度は百度以下のものもあり、性質が幅広い。そして、対薬品性が高い。リサイクルもしやすい。
アルミやプラスチック，それぞれの様々な性質に着目し，丁寧に理由を説明できていて素晴らしいのう。普段日常的に考えることはないけれど，身の回りの様々なものが，使用目的・用途に併せて適切な素材でつくられているんじゃよ。
Ｚ会のつぶやき
暑い夏が続くが，みんなは夏バテせずに元気にやってるだろうか。今月は投稿が少なくて，ハカセはちょっぴりしょんぼりじゃ。今回は，アルミニウムやプラスチックの特徴をもとに，缶やボトルの利点を考えてほしかった。毎月，楽しみに投稿を待っているので，来月以降もみんなの意見に期待しておるぞ。
なかなかよい目のつけどころをしておる。確かにアルミニウム缶は，飲んだ後，力がない人でも簡単に踏みつぶせるので，カサが減らせるな。これ以外にも，自動車部品などのアルミニウム製品にリサイクルしやすい，熱をよく伝えるので温めやすく，また冷やしやすいという利点もあるぞ。また，ペットボトルは確かに持ちやすく使いやすいから，水筒がわりに使っている人も見かけるのう。